
新しい iPhone のリリースへの乗り換えで、手元に残る iPhone をどうしようか考えている方もいると思います。
そこで! 解約した iPhone の使い道をまとめてみました。主に以下のような使い道があります。
- Wi-Fi 機器として (iPod touch のように) 使う
- SIM ロック解除アダプタ & データ通信用 SIM でデータ通信機器として使う
- 機種変更の下取りに出す
- オークションに出す
- 他人に譲る
- その他の利用法・・・
それぞれを詳しく見てみます。
Wi-Fi 機器として (iPod touch のように) 使う
手元に残しておきたく、データ通信デバイスとしても手軽に使いたい場合は、これが一番実用的かもしれません。

iPhone を SoftBank または au から解約すると、使用していた電話回線 (3G / LTE) は使えなくなります。しかしこれは逆に言うと、Wi-Fi 経由でインターネットに接続すれば、電話回線に依存しない機能は使用できるということです。
【参考】
ですので、解約すると電話回線を使用する "電話" 機能は全く使えませんが、調べてみるとその他機能は結構使えます。
以下のような機能は、インターネットと Apple への接続のみで利用する機能ですので使えます。
- メッセージ ⇒ iOS あるいは OS X との iMessage 通信は可能。キャリアのアドレスに依存する SMS/MMS は使用できません。
- App Store
- iTunes
- iCloud
- Game Center
また、LIne や Skype のようにWi-Fi (データ通信) のみでも利用できるアプリケーションは使えますし、iTunes Store や App Store から購入したアプリケーションはほぼ問題なく利用できます。
どこまでの機能が利用できるか、試した内容を以下にレポートしていますのでご参考ください。
ひとつ、気をつけなければいけないことは、機種変更により iPhone に挿してある SIM カードを返却し、SIM なし端末となってしまった場合、iOS のバージョンアップ (アップグレード) をしようとするとバージョンアップができず、復元もできず使用不可となってしまいます。
バージョンアップ後のアクティベーションには SIM カードが必須となるので、これを回避するには、誰かに SIM カードを一時的に借りるか、ダミーのアクティベーションカードを購入するかしかなさそうです。(アクティベーションカードの実施は自己責任で!)
ショップ窓口に出向かなければならない解約や機種変更は、SIM カード返却となってしまいますが、MNP やオンラインショップ経由での機種変更は SIM カードを返却しなくても良いケースがあるようなので、このような場合は挿したままでいけますね!
SIM ロック解除アダプタ & データ通信用 SIM でデータ通信機器として使う
「まだまだ外でも普通に使えるようにしたい!」という場合もありますね。上に記載した「Wi-Fi 機器として使う」方法は、電話回線を使うわけではないので、単独で外で持って行くと通信デバイスとしては使い物になりません。
外で電話回線 (4G / LTE) を利用して使うには、通常キャリア (docom, au, SoftBank など) と契約して月々 数千円以上の金額を払う必要があります。でも「電話番号は要らない」という場合は、この方法で外で電話回線を格安で使えるようにできます。

具体的には、以下 2つを購入して iPhone の SIMカードスロットに挿入することになります。
- SIM ロック解除アダプタ
- データ通信用 SIM
具体的な方法については、"SIMロック解除アダプタ" で検索してみてください。ただし、実施は自己責任になりますので「良くわからん...」という方にはオススメしません。
データ通信用 SIM カードは、OCN モバイル ONE / 楽天ブロードバンド / IIJmio など、最近はさまざまなものがあります。"MVNO" で検索 するなどして、予算と目的にあった SIM カードを探しましょう。
機種変更の下取りに出す
ここにきて、SoftBank / au / docomo 各社が iPhone を下取りにて買い取るサービスを発表しています。
- SoftBank ⇒
スマホ下取り割
- au ⇒ スーパー機種変更キャンペーン | iPhone 6s / iPhone 6s Plus
- docomo ⇒ キャンペーン・イベント情報 : 下取りプログラム
手元に残しておくつもりがなく、少しでも次に購入する iPhone やスマホの購入資金を得たい場合は、一番良い選択ですね!
オークションに出す
「オークションの方がもっと高く買い取ってくれるはず!」「すぐに一括で手元にお金が欲しい!」という方は、オークションの選択もありですね!
Yahoo! オークション を見ると iPhone 4S でも下取りプログラムと同等ぐらいの値段で取引されているようです。
他人に譲る
家族や知人に「欲しい!」という人がいれば譲るのもありですね。
au と SoftBank には、これまで使っていた iPhone を家族に譲って新規契約すればおトクになるキャンペーンもあるので、イイですね!
ただし家族以外の方に譲る場合は、譲渡手数料の発生や 2年縛りの支払や割引が残っている場合 / 月の途中で譲渡した場合の清算方法など手続きがありますので、譲る方と問題が起きないようあらかじめ調べて話し合っておいた方が良さそうです。必要であれば近くのショップに詳細を聞きに行きましょう。
【参考】
その他の利用法・・・
それ以外にも、(勝手に思いついたものですが 汗) 以下のような利用方法がありますが、いかがでしょう。
- コレクションとして飾っておく
- 分解して構造を研究する
もう、Apple 信者であればやりたい いや、やってしまう行動でしょう! こういう方はケースもきれいに取っておいているはずですから、ケースにきれいにしまってこれまでのコレクションと並べながら毎日ウットリ見入るのも良いでしょう!
これだけ売れまくっている iPhone、そして狭い空間にびっしり機能が詰まっているという中身はどうなっとんじゃい・・・ と興味が沸くのも自然な感情です。
じゃー、不要になったしここはもう分解しちゃいましょう! 分解工具も売られています。ただし、元に戻せなくなってもわたしは責任を取れませんのであしからず・・・
あとがき
以上です。いかがでしたでしょうか?
自分自身も iPhone 4 から iPhone 5 (au) に MNP して、iPhone 4 (iOS 5.1.1) を Wi-Fi 機器として使いました。最初は iPhone 5 に搭載される iOS 6 標準マップの使い勝手がイマイチだったので、Googleマップのリリースまではマップ機器として使ってましたねー。
最近は、子どもも大きくなってきてひとりでの外出が多くなってきたので、いつでも居場所がわかるように「SIM ロック解除アダプタと SIMカード」使って持たせようかと考え中です...
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