
前回、Google Keep の基本的な操作として、メモの作成方法 を見てみました。
基本操作の続きとして、今回は作成したメモの整理方法をご紹介します。
Google Keep メモ整理方法の基本的な考え方
「Evernote のようなノートブックやタグ付け機能はない」ということもり、メモを作成して溜めていくとメイン画面のメモ一覧からはすぐに表示されなくなります。
メモを探すには一覧をスクロールしていくか、検索するしかありません。(その検索が強力なので、これで済んでしまうかもしれませんが ^_^;)
そのため、『重要なメモは、アプリを起動したメイン画面のメモ一覧に表示されるようにする』、また『重要ではないメモは、メモ一覧に表示させず検索で探すようにする』 という 2つの考え方が、Google Keep を快適に使う上での基本になるでしょう。
この 2つの考え方について、Google Keep でどうやって操作していくのかを見てみます。
【動作確認環境】
- Nexus 7
- Android 4.2.2
- Google Keep 1.0.77
移動して重要なメモはすぐ確認できるようにする
先ほど記載したように、メモを作成して追加していくと、過去に作成した古いメモはどんどん下のほうへ移動し一覧から表示されなくなります。

少しのスクロールで確認できれば良いですが、頻繁に確認したいメモが 100番目ぐらいになってしまうと、探すのもしんどいですよね。
そんな重要なメモは、上に移動させて常に一覧に表示させるようにしましょう。
移動させる方法は、長押ししてのドラッグ & ドロップの操作になります。移動したいメモを長押しすると、そのメモが浮かび上がってきます。

その状態でメモを指で抑えたまま、動かします。

メモを配置したい場所に動かしたら、指を離します。

これでメモの移動は完了です! 感覚的にサッと移すことができますね。

どうでも良いメモはアーカイブして一覧から外す
Google Keep には、メモのアーカイブ機能があります。
これは Gmail のアーカイブ機能と同じで、削除はしないけど受信トレイからは表示させなくするように、Google Keep もアーカイブすることでメイン画面のメモ一覧からそのメモを表示させなくすることができます。
用済みやあまり頻繁に見ないメモは、どんどんアーカイブしてしまいましょう。メイン画面のメモ一覧は頻繁に見るものだけにして、あとはアーカイブさせてスッキリさせておくというのがスマートかつ便利な使い方になります。
メモを左右にスワイプさせることで、すぐにアーカイブさせることができます。
メモをスワイプすると...

メモがだんだん薄くなっていって...

一覧からはなくなります。スワイプだけでアーカイブできるとはカンタンですねー。アーカイブが完了すると、「1件アーカイブ済み」というメッセージが下のほうに表示されます。

アーカイブしたメモは、アーカイブ済みメモ一覧から確認するか、検索をしてもアーカイブメモは検索結果に表示されます。
アーカイブ済みメモからアーカイブを解除するのもカンタンです。右上のマークをタップして、「アーカイブ済みメモ」を選択します。

すると、アーカイブされたメモの一覧が表示されますので、アーカイブを解除したいメモを長押しします。すると、上にマークが表示されるので、これをタップします。複数のメモを一度に選んでアーカイブすることもできます。

これでアーカイブ解除は完了です。メイン画面のメモ一覧に表示されます。

また、検索で見つかったメモを『アーカイブしたい / アーカイブ解除したい』場合は、メモを開いた状態で右上のマークをタップしましょう。「アーカイブ」または「アーカイブ解除」のメニューができてきまさすので、ここをタップすれば OK です。

あとがき
Google Keep を快適に利用するひとつの方法は、『不要だな』『このメモあんまり見ねーな』と思ったらすぐにアーカイブさせることです。
そして、重要で頻繁に見るメモだけをメイン画面の一覧に表示させておく。アーカイブ済みメモは見たくなったら検索で探す。
Google Keep の検索機能は Google らしく非常に強力なので、この考え方が非常に使ってて心地良いと感じました。
このアーカイブをガンガン使えば、『ちょっとしたメモは Evernote じゃなくて Google Keep 使おうかな...』と Evernote との使い分けもちょっと見えてきたという感じです。
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