
バックアップからのデータの復元なんて、そんな頻繁にしないんですけど、復元するときは焦って急いでいるときが多いんですよね。
iPhone / iPad は iCloud と iTunes にバックアップを保存できるのですが、「できるだけメンドクサイことせず早く復元したい!」というときで iTunes にバックアップがあるときは、迷わず iTunes から復元しましょう!
今回は、その理由を以下に記載していきます。
設定項目が超絶少ない
iCloud からの復元だと、言語設定に始まり、Wi-Fi 設定や Apple ID のパスワード入力も何回か行う必要がありますが、iTunes での復元はこれらがいっさいありません!
iTunes であれば、パソコンがインターネットに接続していれば Wi-Fi 接続なんてする必要ないですし、Apple ID の情報も iTunes に保管されているモノを使えば OK ですからね。
復元スピードがちょっと速い
実際に、復元のスピードに違いはあるのか、わたしのメイン iPhone 5 (iOS 7.0.4、アプリの数 76) で試してみました。
iCloud は「一般」⇒「リセット」から「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択し「iPhoneを消去」をタップしてから、iTunes は「iPhone を復元」ボタンをクリックしてから、それぞれ復元が完了しアプリも元通りインストールされた状態になるまでに要した時間を計測してみました。
結果は以下の通り!
iCloud | iTunes | |
---|---|---|
復元完了までに要した時間 | 25分12秒 | 23分59秒 |
iTunes のほうがちょっと速いですね... ちょっとですけど。
iCloud からの復元の場合は、最後の iPhone/iPad 再起動が終わってからアプリのダウンロードが始まります。アプリが多い場合は、このダウンロードに時間がかかりますし、ネットワーク速度が遅い場合はなおさらです。

※ 復元して再起動した直後。アプリのほとんどがインストール中となりすぐ使えない...
でも、iTunes からの復元の場合は、最後の再起動終了後に iTunes のアプリ同期が始まります。USB ケーブルでのデータ転送なので、速度は安定しています。
あとがき
復元したいときに、バックアップを保存している iTunes のパソコンが手元にあるとも限りません。そのときは、iCloud 経由でバックアップから復元するしかないですね。
でも、iTunes のパソコンがそこにあるならば! 迷わず iTunes で復元を実行しましょう! 簡単です!!
そのためにも、iTunes での定期的なバックアップはしたほうがいいですよ! いいですよーー
コメント
コメント一覧 (1)
前はiTunesに苦手で、嫌いんだから、下記の方法を使っていたが、これからiTunesの使い方を学んでみたい
http://www.transfer-iphone-recovery.jp/ipad-data-recovery.html