
Mac (OS X) には、ファイル共有機能があります。これが、デフォルトではユーザーのパブリックフォルダにある情報が誰にでも (全員に) 読み出し可能になっています。
「パブリックフォルダに大事な情報を置いてないし大丈夫だべ」と思う方もいるでしょう。大事な情報を抜き取られないというところではそれで問題ないのですが、パブリックフォルダを有効にしていることで、ユーザー名やコンピューター名が晒されるなどしてしまいます。
家庭や職場内など信頼のおけるネットワークであれば大きな問題になりませんが、カフェなどオープンな Wi-Fi ネットワークを利用する際は要注意です!知らず知らずに隣の人に情報を伝えてしまっている場合があります。
ということで、そんなちょっと危険なパブリックフォルダ機能は無効にしてしまいましょう。今回はその手順をご紹介します。
パブリックフォルダを無効にする方法
「システム環境設定」を開きます。左上の Appleロゴマークをクリックし、「システム環境設定」を選択すると起動します。

「共有」を選択します。

左のサービス一覧から、「ファイル共有」を選びましょう。すると、「共有フォルダ:」という表示項目があります。ここにこのコンピュータで有効になっているパブリックフォルダが表示されます。

次にこの共有フォルダ表示にあるパブリックフォルダを選択した状態で、左下にある「-」(マイナス) ボタンをクリックします。

すると停止してもよいかどうかを尋ねられますので、「OK」を選択して機能を無効にします。複数のパブリックフォルダがあれば、その分繰り返して全部停止してしまいましょう。

あとがき
iMac など家庭や職場で Mac を固定して安全なネットワーク内で使用していれば、特に気にする必要はない場合もあります。
しかし、良くカフェなどでそこの WI-Fi スポットのようなネットワークを利用する場合は注意が必要です! 一番怖いのは、自分が気にかけてないところで情報が見られてしまうことですからね。
Mac をのセキュリティを保ちつつ、MacBook Air や Pro を外に持ち出してガンガン使っていきましょう!
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