年賀状作成の季節がやってまいりました!
Mac でも、お金をかければ 宛名職人 のようなソフトで便利でガシガシ作れます。でも、できるだけお金をかけずに作成したいですよねー。
そんなときは、年賀状を発行している郵便局からリリースされている「はがきデザインキット」がかなり便利です。干支にそったデザインやこども向けのかわいいデザインも結構あります! しかも無料!!
この記事では、現在リリースされている「はがきデザインキット2015」の使い方をご紹介します。
「はがきデザインキット」のダウンロードして起動する
以下リンク先の、はがきデザインキットのサイト のページを開きます。
http://yubin-nenga.jp/design_kit/ここで、PC版「いますぐダウンロード」をクリックしてダウンロードします。
【補足】上手くダウンロードが始まらない場合は、こちらのページ を開いて、「手順1 ⇒ 手順2」の順番で実行しインストールしてみてください。
手順1. では「AdobeAir.dmg」ファイルがダウンロードされますので、ダウンロード完了後このファイルを開きます。すると次に、「Adobe Air Installer.app」ファイルが表示されますので、それをダブルクリックして開き Adobe Air ランタイムをインストールします。
手順2. では「design_kit.zip」ファイルがダウンロードされます。ダウンロード完了後このファイルを展開すると、「design_kit.air」というファイルが表示されますので、これを開きインストールします。
はがきデザインキットのアプリが起動されたところで、「デザインキット起動」をクリックします。
最初に はがきの向き を決めます。ここでは 縦向き を選択して進めます。
ここからは、いよいよ年賀状の作成です!
年賀状をテンプレートから作ってみる
右側から年賀状の元となる画像や絵を選択することができます。「素材」タブでは年賀状お決まりの絵を、一覧の中から選ぶことができます。
「テンプレート」では、定番の松であったり富士山のような素材があります。
「干支」では、2015年の干支である 羊 の素材があります!
素材を決めたら、それを左のはがきまでドラッグ&ドロップして表示させましょう。
またテンプレートは、表示されている以外のものも検索で色々と「テンプレート素材を探す」箇所から探し出すこともできます。
細かい条件を指定することができるので、お好みの条件を入れて検索しましょう。検索結果にでてきたテンプレートで気に入ったものは、左上の☆マークをクリックし「お気に入り」へ入れます。
そして、「★お気に入り」の欄から左のはがき部分へドラッグ&ドロップすることで表示させることができます。
年賀状を画像から作ってみる
家族や今年の旅先で撮った写真なども使って、年賀状を作りたいですよね! そのような写真付き年賀状の作成もできます。
右上のタブから「画像読込」を選択します。「ファイル参照」ボタンをクリックして年賀状に使いたい写真を選択しましょう。
選択後、「作業エリアに読込」をクリックすると左の年賀状部分に写真が表示されます。
「素材」タブの「フレーム」から好みのフレームを選ぶことで、フレームの中に写真を入れるように作ることもできます。写真は、クリックしたまま動かすことで自由に場所を変えることができます。
年賀状を印刷する
年賀状が完成したら印刷をしましょう。右下にある「印刷する」をクリックします。
次の画面で「印刷に進む」をクリックしましょう。
このあとは、印刷するプリンタごとに設定が異なるため省略します。用紙のサイズを「はがき」にして、左右に空白のフチをでないようにするためには「フチなし」印刷にしましょう。それ以外にも高画質設定にしたり、写真の場合は写真に適した印刷とする設定もある場合がありますので、何回か試し印刷してキレイな年賀状にしましょう!
あて名 (住所録) を入力し印刷する
年賀状では、住所や名前のあて名印刷もサクサクしたいですよね! 「はがきデザインキット」ではそれもできます。
上にある「あて名面作成」をクリックします。
あて名を新しく作成・追加するには、「あて名新規追加」をクリックします。
送り先の氏名・住所を入力します。夫婦宛に送るときなどに便利な連名も入力できます。右上では送付や受け取りの履歴も記録できます!
入力が完了したら「保存」をクリックします。続けて別のあて名を登録する場合は、「保存して新規追加」をクリックします。
年賀状のあて名面の左側に記載する 差出人 も入力できます。「差出人登録・あて名面設定」をクリックします。
あて名面設定リストにある「編集」をクリックします。
ここで 差出人情報 として自分の名前や住所を入力していきましょう。ここでも連名として追加することで、家族全員が出す年賀状を作ることができます。入力したら「保存して次へ」をクリックします。
レイアウトやフォントの種類・サイズを変更できます。場所は移動させたいものをドラッグ&ドロップして動かすことができます。レイアウトが完了したら「保存して次へ」をクリックします。
次の画面で「OK」をクリックすれば、あて名面の作成は完了です。
あて名の印刷をするには、あて名面作成画面で印刷したいあて名にチェックをし、右下の「あて名面の印刷」をクリックします。
レイアウトが問題なければ、「印刷」をクリックします。印刷するプリンタごとに設定が異なるため省略します。用紙のサイズは「はがき」にして、向きを間違えないようにしましょう。
あとがき
あて名が多い場合は、この登録がちょっとメンドウですね。 「はがきデザインキット」は CSV 形式の住所録ファイルを読み込むことができますが、Max OS X の連絡先アプリでは、CSV 形式のデータ出力方法がないので、すんなりできないのが残念です。
ただし、一度登録すれば来年以降にもリリースされるであろう「はがきデザインキット」を上書きインストールすれば、住所録はそのまま残るので非常に便利です。
安くカンタンに年賀状をサクッと作って、今年も年を越す前に年賀状を出してしまいましょうー。
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