VMware だと GUI でクローン作成が可能だが、VirtualBox では今のところそのような機能はないので、手動でクローンを作成する必要がある。
以下に(自己流の)クローンを作成する手順を示す。
仮想マシンのクローン作成手順
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新規仮想マシンの作成
まずは、普通に新規作成を選択し、以下の ”仮想ハードディスク” 選択画面まで進める。
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クローンハードディスクの作成
次に、コマンドラインからコピーしたい仮想マシンのハードディスクを、上で作成した新規仮想マシンのディレクトリ配下へコピーする。
コピーは、 VBoxManage clonehd コマンドを使う。$ VBoxManage clonehd localdisk01.vdi ../<VirtualMachine>/localdisk01.vdi 0%...10%...20%...30%...40%...50%...60%...70%...80%...90%...100% Clone hard disk created in format 'VDI'. UUID: f05a5035-604a-4244-bc0e-9819cd718592 $
※<VirutualMachine>には、作成した仮想マシンの名前が入る
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仮想ハードディスクの選択
”仮想ハードディスク” 選択画面に戻り、「既存のハードディスクの使用」ボタンをクリックし、上でコピーしたハードディスクを指定する。
この後はそのまま進めて作成完了する。
作成後の仮想マシン起動後は、「ホスト名(コンピュータ名)」と「IPアドレス」変更を忘れずに!
【確認環境】
- Mac OS X Snow Leopard 10.6.7
- VirtualBox 4.0.8
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