いやー、iPhoneもとうとうテザリング機能が利用できるようになりました。
テザリング機能が利用できる iPhone 5 は非常に魅力てきですが、iPhone 5 にすることで一番心配なことは・・・ はい、マップ機能がしょぼいことです・・・ 2012年9月末時点でスッカスカです。
そのため、わたしの iPhone 4 は iOS 5.1.1 のままにしてあるのですが、iPhone 5 に換えると強制的に iOS6 へ。ということは、Googleマップ使えませんということですな・・・
Safari ブラウザの Googleマップを見るなど代替方法はいくつかありますが、あの使いやすく見やすいマップを手放すとはなかなか残念でなりません。
Googleの会長、シュミットさんも 2012年9月25日時点ではマップアプリをAppleに提供していない と語っており、年末までにリリースされるという噂もどれぐらい実現する可能性があるか、今ではわかりません・・・
でも、そこでふと思いつきました。「あれ? テザリング機能使えば、これまでのように Googleマップ使えるんじゃね?」
まぁ iPhone 5 単体では無理なんですが、テザリングで iOS 5.1.1 の導入された iPhone 使うか、はたまた Googleマップが導入されている Android端末つなげて、そちらでマップを見れば良いのではと。
といことで、テザリングとは も含めてテザリングを使った Googleマップ使用の実現性について、以下を確認してみました。
- そもそもテザリングって何ですか
- テザリングの使い道とデメリット
- テザリングを利用してグーグルマップを見ますよ
- 安くグーグルマップ導入端末を入手する
それぞれを詳しく見てみます。
そもそもテザリングって何ですか
テザリング(英: tethering)とは、通信端末を内蔵したモバイルコンピューター(携帯電話回線に接続されたスマートフォンなど)を外付けモデムのように用いて、他のコンピューター等をインターネットに接続することである。
出典:ウィキペディア - テザリング
なるほど。携帯電話やスマートフォン... 今回だとテザリング機能を利用した iPhone 5 経由で他のコンピューターをインターネットにつなげられるということですね。
通常、携帯電話やスマートフォンを外出時にインターネットへ接続するには、SoftBank や au のように電話回線業者との契約が必要です。自宅では、ADSL や光回線業者と契約して LANケーブルをパソコンに直接つなぐか、無線 LAN経由でもスマホ、ゲーム機器、パソコンにつなげられますね。
そんなことせずとも、インターネット接続が既にできているコンピューター (今回だと iPhone 5) がテザリング機能を持っていれば、例え電話回線契約がないスマホやゲーム機器、もちろんパソコンでも iPhone 5 につなげるだけでインターネットに接続できるということです。

テザリングの使い道
テザリング機能をもった iPhone 5 経由で別のコンピューターがインターネットに接続できるという状況になるため、「そもそもそんなコンピューターないし。iPhone 5 しか持たないし、それで十分だし。」という方は、テザリング機能はいりません。
iPad Wi-Fi モデル、ゲーム機器、あるいはノートパソコンなどを持っていて「外出したときもインターネットに接続してちょっと使えるといいんだよなぁ」という方は検討すべきです!
ただし、au も SoftBank も、現時点でテザリングを使用する場合は 7GB/月という通信制限があるため使い放題とまではなりません。そのため、これまでの月々のパケット使用量を参考にしながら、以下のように注意してテザリングを使用する必要があります。
- ある程度明確な調べモノがあるときに使う (長時間のウェブブラウジングや YouTubeのようなストリーミング動画鑑賞はしない)
- できるだけメールやブログはオフラインで下書きをし、アップロードするときに接続する
- マップを利用するときは長時間使用しないようにして、3D やストリートビューの使用もできるだけ控える
「こんな制限を気にして使うのめんどくせぇ!」「ヘビーユーザーだから、7GB なんて超えてしまうんだよ!」という方は、iPhone 5 のテザリングではなく、使用通信量無制限の UQ WiMAX などを利用したほうが良いでしょう。(もちろん、別途月々の通信料がかかりますよー)
テザリング経由で Googleマップを使う
前置きが長くなってしまいましたが、本題です!
前に説明したように、iPhone 5 のテザリングを使えば他のコンピューター機器をインターネットに接続して利用できます。
ですので、Googleマップが導入されている端末を iPhone 5 に接続して利用すれば、あの Googleマップでルートを確認しながら目的地へ行くことも、ストリートビューを見ることもできます!
iOS6 のスッカスカの地図ではなく、細かい通りや建物名を確認しながら目的地に行けます!
ただし、「せかっかく軽い iPhone 5 にしたのに、もう1台持ち歩くのかよ・・・」という矛盾もありますし、手元に Googleマップ導入端末がなければ、新たに購入したり他の人から譲ってもらう必要があります。
これはもう、「どこまでコストをかけて Googleマップを使いたいか」という必要性で判断するしかないですね。
「ある程度頻繁にあまり知らない場所へ外出する」ということであれば、必須でしょう。
わたしは "頻繁" というほどではありませんが、クルマ/電車/徒歩 あらゆるケースで Googleマップを利用して目的地への到着までに利用してきましたので、あの使い勝手の良さを手放すことはできません。iPhone 5 入手後は iOS6 へアップグレードしていない iPhone 4 を Googleマップ専用端末としての使用を計画しています。
Googleマップ導入端末を入手する
今まで確認してきた内容から、Goolgeマップが導入されている端末で iPhone 5 のテザリングを経由してインターネットに接続すれば、快適な Googleマップライフを送れそうです。
では、どのような端末をどこから入手すれば良いのかを考えてみます。
基本的に、端末の種類は Googleマップが導入されていれば iPhone / iPad / iPod touch / Windows Phone / Android 端末どれでも構いません。
ただし、ある程度常に持ち歩くことを考えると、タブレットではなくスマートフォン型の端末のほうが小さくて軽いですし、良いでしょう。
また、以下の記事によると iPhone や Windows Phone より Android端末のほうが Googleマップは高機能です。

※Android端末はオフライン機能もあるのか・・・
Googleマップ導入端末を入手する方法としては、主に以下の方法があります。
- 前使っていたものを使う
- 新規に購入する
- オークションで購入する
- 他人から譲ってもらう
機種変更で今までスマートフォンを使っていたのであれば、「前使っていたものを使う」でもOKでしょう。
スマートフォンを持っている人も多いので、誰かから譲ってもらうのもタイミングがあえば難しくないかもしれません。ただし、端末の支払代金が残っているなどの条件がないか確認しましょう。
それでもダメであれば、あらたに購入するしかありません。中古でもよければオークションで購入するのも良いでしょう。ただし、古い場合は動作が非常に遅かったりなどで快適に使用できなくなる場合もあるので、注意が必要です。
iPhone端末であれば iPhone 4 以上、Android端末であれば、Android OS のバージョンが低くても 2.3、できれば 4.0 以上のものを入手したいところです。
金銭的に余裕があれば、新規に購入したいですね!
タブレット型にはなりますが、先日 2012年9月25日に発売された Nexus 7 は個人的に非常に魅力的です・・・
値段の割りに非常に高機能であり、「Googleマップ以外の機能も堪能したい」「ちょっとぐらい大きくて重くても問題ない」というのであれば、第一候補になるでしょう。 ほしい・・・
まとめ
少しタイトルは大げさだったかもしれませんが、お伝えしたかったことは単純で
iPhone 5 の標準マップではなく、高機能な Googleマップを使用したい
↓iPhone 5 のテザリング機能を使って、Googleマップ導入端末を接続しよう
↓その端末で Googleマップを使い倒し、マップ生活をエンジョイしよう!
ということです。 この機会に、Android端末も入手して2台持ちも悪くないな・・・
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