Photo: Maria Reyes-McDavis
ブログでよく見る「続きを読む」という構成。
トップページやカテゴリ分けされたページに載っている記事は、全文載せると次の記事に移るまで/見てもらうまで結構スクロールしてもらわないとダメですよね。
そんなときに、このような「続きを読む」設定ができれば良いなぁと。
そこで、ライブドアブログでのこの設定方法と、「続きを読む」を使用する際のメリットとデメリットを見てみます。
ライブドアブログでの「続きを読む」の構成方法
普通に利用しているとちょっと気付きにくいかもしれませんが、なんのことはございません。
ライブドアブログの管理画面の記事を書くページにおいて、"記事を書く" タブに記事の全文を書くのではなく、「続きを読む」以降に表示させたい内容は "続きを書く" タブのほうへ書けば OK です。
iPhone / iPad から専用のアプリケーションで投稿するときも構成できます。新規投稿の画面に "続き" というタブがあるので、「続きを読む」以降に表示させたい内容はそちらに記載します。
ライブドアブログでは、これだけで「続きを読む」という構成を作ることができます。
「続きを読む」構成のメリット
主に、以下のメリットがあります。
- トップページ、カテゴリアーカイブ、月別アーカイブページをコンパクトに見せることができる
- ページビュー(PV)数を増やすことができる
「続きを読む」の構成をするメリットは、既に書いたように全文を載せず短い文章とすることで、トップページ / カテゴリアーカイブ / 月別アーカイブ ページではコンパクトに見せることができるということです。
全文読み切る前に次の記事を表示させることができるので、多くの記事を読んでもらえる可能性があります。
また、記事全文を見てもらうには、「続きを読む」をクリックすることで表示されます。その分、PV数が増えます。
PV数を伸ばしたいと思っている方には、結構有効な方法ですね。
「続きを読む」構成のデメリット
良いことばかりではないんです。デメリットもあります。
- "クリック" をされなければ、記事全文を読んでもらえない。
- RSSリーダーで記事全文が表示されない
クリックすることで記事全文が表示されますので、逆に言うと "クリックされないと記事全文を読んでもらえない" ということになります。
「クリックする」というのはわずかな行動でも、結構それが障壁となり見てほしい内容を見てもらえない可能性もあります。(「続きを読む」ではなく常に記事全文を載せていれば、内容は目に入ってきますよね。)
また、RSSリーダーでブログを購読してもらっている場合は、そのリーダーには記事全文が載りません。
RSSリーダーに、朝 Wi-Fi 経由で記事をキャッシュして、通勤途中にオフラインで内容を快適に見たいという利用をされている方々には、結局「続きを読む」をクリックしてもらわなければ記事全文が表示されないので気軽に読んでもらうことができなくなります。
あとがき (「続きを読む」の構成はしたほうが良い?)
構成・設定は簡単ですが、メリット / デメリットがありどうしたほうが良いか迷いますね。
わたしは、このブログを見てもらうとおわかりのとおり、「続きを読む」の構成をしています。
しかし、なかなか一長一短がありむずかしいですね。「PV数ではなく、とにかく記事の中身を見てもらう機会を増やしたい!」という場合は構成しなくても良いでしょう。ただし、記事を見る方から考えたとき、「情報の取捨選択も含めた利便性は見るほうにあったほうが良いな。」と思うなら構成しましょう。
わたしは、後半の意見を持ってるので構成しちゃってますよ〜。
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