
Photo: LJR.MIKE
iPad のディスプレイは 9.7 インチあります。
一般的なノートPC の大きさが 11インチぐらいからと考えると、十分ノートPCの代わりとして使える大きさですよね。
iPad とノートPC を二つ持ち歩いてる方もいると思いますし、そうしたいという方もいると思いますが、経済的な面や持ち歩く大変さを考えるとどちらか一方にしたいというのはありますよね!
わたしはノートPC は持ち歩かず、必要だと感じたときは iPad をノートPC のように使うようにしています。そこで、 iPad をノートPC として使うための準備や設定をまとめてみます。
Bluetooth キーボードを使う
iPad のソフトウェアキーボードは良くできていますが、以下の点でノートPC より快適さが劣ります。
- 入力時はソフトウェアキーボードが表示される分、画面が小さくなる
- 打刻感がないので長時間打ちづらい
ノートPC のように使うのであれば、書類作成にしても、執筆にしても快適にある程度の時間をかけて集中してタイピングしたいものです。
でも、ソフトウェアキーボードはなかなか自分の場合はそこまで割り切って使えません。
そこで、外付けで Bluetooth キーボードを使います!
選ぶ基準は以下のような感じになるでしょう。
- コンパクトで軽いもの (持ち運ぶため)
- 自分にとって打ちやすいもの
わたしは iMac を所有していることもあって Apple Wireless Keyboard を使ってます。設定方法は以下記事にありますので参考にしてください。
ただし、Bluetooth キーボードを使う上でひとつだけ注意が!
移動中で iPad とキーボードをカバンに入れているときは、iPad の Bluetooth をオフにするか、キーボードの電源を切っておきましょう!
そうしないと、知らない間にキーボードのキーが押されていて、突然音楽が鳴ったり、見ると明るさが変わってたりしていました・・・
スタンドを使う
タイピングを安定して行うために、iPad もスタンドを使って安定させましょう。
Apple 製のスマートカバーでもよいのですが、iPad の特性を活かしてどこでも快適に使えるように以下の機能があると良いでしょう。
- 角度を調整できる
- 横でもたてでも置ける
椅子とテーブルの高さによって、iPad を快適に見れる角度は変わってきます。
そのため、スタンドの角度を自由に変えられると非常に使い勝手が増します。
あと、せっかくたてに横に向きを自由に動かせるのですから、たて向きでも横向きでも安定して置けるスタンドが良いでしょう。
このように便利に使えるスタンドのひとつとして、過去にサンワサプライの PDA-STN7W を紹介していますので、良かったら見てみてください。
マルチタッチジェスチャを使う
キーボードを使うと、できるだけ手をキーボードから離さずテキパキと操作したいですよね!
全く iPad に触れず色々と作業をするのはむずかしいですが、できるだけ iPad を触っての動作は最小限にしたいところです。
そのためには、普通のタップやスワイプジェスチャに加えて、iPad 特有のマルチタッチジェスチャも使いこなしましょう!
これで、少し iPad の操作は効率化できます。具体的にマルチタッチジェスチャに何があるかは、以下記事を参考にしてください。
スマートフォン専用サイトを見ない
iPad は画面が大きいですが、ウェブサイトによってはスマートフォンと判断されてモバイル専用のページが表示されます。
たて置きならまだ良いんですが、横置きのときにモバイル表示は明らかに横に余計な空白などが表示されてしまい、非常に見難いです。
そんなときは、表示を PCモードにして見るようにしましょう。
大体は、以下のようにウェブページの最下位に表示モードの選択があるので変更できます。

あとがき
いかがでしょうか? iPad でキーボードを利用して残念な点は、ノートPC のようにキーボードショートカットキーというものがほとんど存在しないことです。
これは、iOS 側が対応しないとむずかしいところがあるため、マルチタッチジェスチャを使ってできるだけ効率的に動きましょう。
これで (ちょっと無理なところもあるけれど?!) iPad をノートPC の変わりとしてビシバシ使いまくりましょう!
コメント