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Mac は購入の際にカスタマイズができることも非常に魅力的ですが、どのオプションを選ぶか迷います。その悩みのひとつは、メモリサイズをどうするかということです。


2018年7月時点 では購入する Macの機種によりますが、「8 GB / 16 GB / 32 GB / 64 GB / 128 GB」の選択肢があります。


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※ 上の画像は 27インチ iMac Retina 5Kディスプレイモデル 購入時のメモリオプション選択のところ

メモリサイズを超えるメモリを使用するとすると、Mac の動作は急に遅くなってしまいます。できるだけ、メモリ内に収まるよう操作したいので、快適に使えるかどうかは搭載されるメモリサイズにかかっているというところもあります。


今回は、どのメモリサイズを選べば良いのかを探ってみます。


標準搭載アプリの使用だけでも 16 GB はほしいところ

Mac は実際にどれぐらいのメモリサイズを使うのか? わたしの MacBook 12インチ で確認してみます。


まず Mac を起動し、なーんにもアプリを起動していない状況で 3分経過したメモリの使用サイズを確認してみます。

Mac memory guide 01

アクティビティモニタのメモリタブで『使用済みメモリ』の箇所を確認します。2.20 GB 使っていますね!起動しただけでもかなり使っていることがわかります。


ここで、よく使いそうなアプリとして Safari、メール、iTunes、写真 を起動してみます。

Mac memory guide 02

3.27 GB 使っています! 増えましたねー。さらに色々と使っていることを想定して、Safari ではタブを 5〜10 開きながらウェブページを閲覧し、メールを複数開いて閉じを繰り返し、iTunes ではミュージックを再生し、写真アプリでも写真を幾つか閲覧してみました。

Mac memory guide 03

ここで 4 GB オーバー。使用メモリは 4.64 GB です。このように、アプリの起動直後にそれほどメモリを使用していなくても、その後いろいろと使っていくうちに増えていきます。


Mac (macOS) はメモリ管理を上手くしているので、これぐらいであれば メモリ 8 GB 搭載の Mac でも何とか快適に動くと思います。でも、起動直後にアプリを複数立ち上げただけで使用済みメモリが軽く 4 GB 超えてますからねー。長時間起動したまま使用したり、数年以上長く使うことを想定している場合、16 GB は搭載したいところです。


仮想環境や動画編集を行う場合は 32 GB 以上ほしい

仕事やアプリケーションの開発などで「Windows 環境も使いたい!」とうい方も多いと思います。そこで、フリーの仮想環境アプリである VirtualBox を使って 2GB を割り当てた Windows 8.1 を起動してみました。

Mac memory guide 04

使用済みメモリは 6.86 GB までいきました。8 GB 搭載の Mac でも何とか動いているという感じです。仮想環境を快適に動作させるため、メモリをさらに多く割り当てようと思うと、8GB ではほぼ無理、16GB でもかなりキツイですね。


1つの Windows 仮想環境を立ち上げましたが、複数バージョンの Windows を立ち上げたりしてさらに仮想環境を起動しようとするとあっという間に メモリの使用量は増えてしまいます。その場合は同時に起動する仮想環境の数に合わせて、32 GB 以上を選びましょう。


さらに、高度な画像/動画編集アプリの使用、複数のアプリを長時間起動して作業する場合も 32 GB 以上にすることを検討しましょう。


長く使うことが想定であれば 16 GB 以上にしたい!

「インターネット見たり、メールぐらいしかいないんだけど...」という方は、 8 GB の選択でも OK ですが、16 GB のメモリ搭載選択ができるのであれば、選んでおきたいところです。16 GB あれば、ほとんどの処理は快適に行うことができますよ。




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