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子どもが大きくなると、連絡や位置情報を知るために iPhone を持たせたかったりしますし、iPad を家族共用としてこどもが利用している方もいますよね。我が家もそうです。


我が家では、13歳の息子がときどき iPhone SE を、8歳の娘が調べたり YouTube 見たりで iPad を使っています。


最近は分別が多少きくようになりましたが、利用させた当初はアプリを勝手に購入したりしないか、変なサイトや動画を見たりしないかヒヤヒヤものでした。


でも! これらはある程度 iPhone/iPad の設定と使い方で防ぐことができます!! 今回は、これらの設定をまとめてみます。


photo credit: Toca Boca via photopin cc


子どもに不適切なサイトや動画を見せないための設定

中高生ぐらいのお子さんがいるご家庭でも、ここは設定が必要になるところでしょう。設定には、iOS の機能制限を利用します。設定手順を見ていきます。



機能制限パスコードの設定

「設定」アプリを起動し、「一般」⇒「機能制限」と選択します。

Ios10 restriction general

機能制限の設定をしていない場合 は設定一覧がグレーの表示になりますので、上の「機能制限を設定」をタップします。

Ios10 restriction setting

すると、以下のように "機能制限用パスコード" の入力画面になりますので、数字 4桁のパスコード(パスワード)を決めて入力します。(2回入力します)

Ios10 restriction passcode

パスコードは他人がカンタンに見破れらないような数字にしましょう。



不適切なアプリのインストールを制限する

機能制限をオンにしたら、機能制限の "許可:" 一覧で利用させたくないアプリをオフにしていきます。不適切なサイトや動画などを見ることができるアプリをインストールできないように、「インストール」「Appの課金」あたりは確実にオフにしておきましょう。

Ios10 restriction appinstall

【補足】

子ども専用の Apple ID に紐づく iPhone/iPad にする場合は、「インストール」はオンにしておき、「ファミリー共有」でアプリインストールの承認をすることで制限することもできます。



不適切なコンテンツを見せないよう制限する

次に、"コンテンツの許可:" の箇所を見ていきます。ここは子どもの年齢に合わせて設定していきましょう。例えば、「12+」をタップすれれば、それは 12歳以下に適切なコンテンツが表示されるということになります。また、「不適切な性的描写」のような項目はオフにして見せないようにします。

Ios10 restriction contents

子どもにイタズラされないための設定

小さい子どものイタズラは困ったもので、何をしでかすかわかりません。ここでは予想もし得ない操作が起きても大丈夫な設定をします。


金銭が発生する操作を制限する

先ほどの「不適切なアプリのインストールを制限する」の設定でも確認した、「機能制限」の "許可:" 一覧を開きます。


この一覧から操作させられたくない項目をオフにしていきます。「カメラ」のイタズラはまだかわいいもんですが、「Appの削除」は何も言わずやられると使いたいときに App が存在せずまたインストールから行うというわずらわしさが発生してしまいます。

※ 本当は Appの並び替えも固定できる制限が欲しいのですが... これで何度再配置が発生し泣かされたことか (;_;)

また、購入や課金など金銭のやり取りが発生する可能性のある「iTunes Store」「iBooks Store」「インストール」「App内課金」も確実にオフにしましょう。


Ios10 restriction allow

設定の変更がされないよう制限する

続けて、同じ画面の下のほうにある "プライバシー:"と "変更の許可:" の箇所を見ていきます。ここでは、既に iPhone や iPad で設定されている内容を変更されたり削除されたりしないようにできます。勝手に設定を変更されても困りものですかね。


ここもできる限りすべて「変更を許可しない」の設定としましょう。見えないところで変更されてはたまったもんではありませんよね。
Ios10 restriction change

さらに使わせないようにするために

そもそも iPhone/iPad を自由に操作させない、必要なときだけ親が指示して使わせたいという場合は、「パスコード」や指紋認証となる「Touch ID」を利用しましょう。


子どもには容易に解除できたり見破られないパスコード(パスワード)を設定します。また、Touch ID にはもちろん子どもの指を登録しないようにすれば、こちらが解除しない限りりようすることはできません。


パスコードと Touch ID の設定は以下の記事を参考ください。

【参考】



あとがき

以上です! ここらへんの制限はできるといろいろと未然防止に役立ちはしますが、自分たちが利用するときにはいちいち設定を変更しなければならないなど、利便性は低下してしまいます。


ご家庭の方針などによっては設定しなくても良いものもあると思います。ここらへんは上手くバランスを取りながら、みんなで楽しく iPhone/iPad を使い倒しちゃいましょう!!


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