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OS X の便利なバックアップ機能、Time Machine ですが、デフォルト設定ではディスク内すべてのファイルとフォルダがバックアップされます。
明らかに「これバックアップせんでええわ」というものは除いてしまいましょう! そうすることで、バックアップの容量が減り、以下のようなメリットがあります。
- バックアップ時間が短くなる
- より多くの期間をバックアップできるようになる (Time Machine はバックアップ先のディスクがいっぱいになると、古いバックアップから削除する)
どういうファイルをバックアップ不要とすべきか、またその設定方法を解説します。
どういうファイルをバックアップからはずすか
バックアップをしないということは、何かあっても Time Machine から復元はできませんので、『削除されてもどこか別のところからソッコーで復元できるもの』はバックアプする必要がありません。
例えば、DropBox や Google Drive のようなクラウド上に置いているデータが該当します。ここに保存しているファイルは常にクラウド上に存在しているので、バックアップしなくても良いでしょう。
【補足】ただし、クラウド上といえどデータの保障が 100% されているとは言い切れません。ほんとに大事な大事なデータはバックアップしておいたほうが良いです。
逆に言うと、失うと復旧までに結構時間がかかってしまうもの、ショックで涙目になるものはバックアップしましょう。「どうしようかな〜」と少しでも迷う、あるいは「ようわからん」ということであれば、念のためバックアップしておくことをオススメします。
Time Machine でバックアップしないファイルやフォルダを設定する手順
「システム環境設定」から、「Time Machine」をクリックします。
右下の「オプション」をクリックします。
"バックアップ対象から除外する項目" の表示がでてくるので、左下のボタンをクリックします。
ここで、除外するファイルまたはフォルダを選択しましょう。今回は、クラウド上にも保管されている Dropbox, Google Drive, SkyDrive フォルダを選びました。選び終わったら「除外」をクリックします。
選択したファイルとフォルダが表示されている画面に戻ります。ここでは、除外したファイルとフォルダの容量も確認できます。今回は 約 3.5 GB ぐらい除外することができました。確認をして「保存」をクリックします。※ 表示されている項目を削除したい場合は、選択した上でボタンをクリックすれば OK です。
あとがき
Time Machine のバックアップは非常に便利ですが、データ量がどんどん多くなってくるとそれなりにバックアップに時間がかかってしまいます。
かといって SSD のような高速ディスクを使うとコストがかさんでしまいます。
安く、かつ手短にバックアップを完了させるために、不要なデータバックアップはなるべく行わず、スマートに Mac を使い倒していきましょう!!
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