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  photo credit: Alex Boamfa via photopin cc

これまでの記事では、入力前の入力ソース (ひらがな、半角カタカナ など) 切り替え方法 と、入力中に他の入力ソースへ変換する方法 を見てきました。


今回は、入力を確定したあと (Enter キーを押して文字列変換の確定後) に、再度その文字列を変換する方法の紹介です!


「えっ、入力終わったあともそのまま変換できるの?」「一度消して入力するしかないんじゃないの?」


いえいえ、入力確定しちゃったあとに変換を間違えてしまったことに気づけば、そこからちょろっと操作するだけでもう一度変換状態にすることができます。


そんな再変換を行う方法はいくつかあります。以下にその方法をご紹介します。


『かな』キーを 2回押す  ※JIS配列キーボードのみ

例えば、「オイラはことえり」という文章を、"オイラは" で一度 Enter キーを押して確定して、"ことえり" でさらに確定したとします。ひとつの文章を 2回ずつにわけて確定させました。

mac_kotoeri_after_01

この時点で、「あぁ、"ことえり" じゃなくてカタカナの "コトエリ" だった」となったら、そこで『かな』キーを 2回連続で押します。すると、最後に確定させた "ことえり" に下線が引かれて、変換できる状態になります

mac_kotoeri_after_02

この状態では、「入力中の状態」に戻るので、入力中に他の入力ソースへ変換する方法 でカタカナでも英数字にでも変えることができます。


このように、入力確定後に再変換できる範囲は、直前に Enter キーを押して確定させた文字列です。例えば、「オイラはことえり」を一気に一度に入力して Enter キーを押して確定させた後に『かな』キーを 2回押すと、「オイラはことえり」という文字列全体に下線が引かれて再変換できる状態になります。

mac_kotoeri_after_04

【補足】

以降では、いくつか入力確定後の文字列再変換方法を紹介しますが、上のように再変換できる範囲は直前で Enter キーを押して変換した文字列となります。


『Control + Shift』キーを押しながら、『J』キーを 2回押す

JIS配列キーボードではないときは、このショートカットキーが使えます。


最近はシンプルさを求めて US 配列キーボードにする方も多いですからねー。その場合は、この方法が便利です。


『Control + Shift + R』キーを押す

「Control + Shift + R」キーでも再変換が可能になります。


「Control + Shift + J キー 2回押す」方法と使い勝手はほとんど変わりません。


メニューバーから入力メニュー (文字のアイコン) をクリックし『再変換』を選択する

キーボードを使った実行方法を忘れてしまったら、視覚的に実行できるこの方法も良いでしょう。

mac_kotoeri_after_03

まとめ

文章入力確定後に、変換する方法を以下にまとめます。


操作方法
『かな』キーを 2回連続押す
※JIS配列キーボードのみ
『Control + Shift』キーを押しながら『J』キーを 2回連続押す
『Control + Shift + R』キーを押す
メニューバーから『再変換』を選択する

あとがき

さぁ、これで入力前の切り替えと入力中の変換操作方法と合わせれば、『ことえり』の入力変換は極めたと言っていいでしょう!


メールにしろブログにしろ、内容が決まれば書いて打ち込んでいく作業はどちらかというと単純作業になります。できるだけ素早く、ストレスなく快適にいきたいですね。


文章の「入力前」「入力中」「入力後」の変換方法を抑えて、Mac をガンガン使い倒していきましょう!




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