"iPhoneを探す" アプリ知っていますか? 所有している iOS デバイス (iPhone/iPad/iPod) と Mac のある場所を示してくれるアプリです。
しかし、それだけではありません! 「失くしちゃったかも! だれかにいじられたらヤベェ!!」と思ったら、手元になくても音を鳴らしたりデータを消したりすることができます。
いざというときのために、アプリをインストールして基本的な設定と使い方を確認しておきましょう。
"Phoneを探す" アプリの初期設定
"iPhoneを探す" アプリがインストールされていない場合は、App Store からインストールします。
iPhoneを探す (Version 3.0)
価格: 無料 (記事公開時)
インストール後、"iPhoneを探す" アプリを起動すると iCloud へのサインインを求められますので、Apple ID とパスワードを入力してサインインします。
サインインが終わると、登録されているデバイスを探して...
デバイス一覧が表示されます。各デバイスをタップすると、地図上のどこにあるかがわかります。
デバイスが表示されないときの確認項目
自分が所有しているはずの iOS デバイス (iPhone/iPad) が表示されないときは、そのデバイス側で以下 2つの設定を確認します。オフ になっている場合は オン として、同じ Apple ID でサインインされているかを確認しましょう。
- iCloud 設定
- プライバシー設定
「設定」アプリを起動し、「iCloud」をタップします。
「iPhoneを探す」が "オン" になっていることを確認しましょう。
同じく「設定」アプリから、「プライバシー」をタップします。
「位置情報サービス」をタップします。
下のほうにある「iPhoneを探す」が "オン" になっていることを確認しましょう。
Mac の場合も、「設定」の「iCloud」にて「Mac を探す」にチェックがついていることを確認します。
【補足】試す限り、Mac が有線LAN に接続されている場合は、上手く検知されないことがあるようです。この機能を使いたい場合は、Wi-Fi (無線LAN) に接続してみてください。
デバイスへの操作 "サウンドを再生 / 紛失モード / iPhoneを消去" を実施してみる
"iPhoneを探す" アプリでは、登録されているデバイスに対してリモートに対して幾つか操作ができます。まずは、iPhone からの操作方法を見てみます。デバイス一覧から操作したいデバイスをタップします。
デバイス名の右にあるマークをタップします。
次の表示される以下画面から、各操作ができます。それぞれの操作を見てみます。
- サウンドを再生
- 紛失モード
- iPhoneを消去
ここをタップすると、「ピーピーピー」という機械的な音がデバイスから発信されます。結構大きな音です。気づかないということはまずないでしょう。家の中のどこにあるかわからない場合は、結構役に立ちそうです!
紛失モードでは、デバイスのロック画面に情報を表示させることができます。「紛失モード」をタップし、連絡先として表示させたい電話番号を入力して右上の「次へ」をタップします。省略することもできます。
次に、表示させるメッセージを入力します。これも省略可能です。
これで右上の「完了」をタップすると、以下のように操作対象デバイスのロック画面にメッセージが表示されます。すべて入力を省略した場合は、何も表示されません。
この紛失モードでは、位置情報が変わるとその情報をメールで知らせてくれるので、「とりあえず何かあったら全部入力を省略して設定し、動くかどうか待つ」でも OK です!
「iPhoneを消去」では、データをすべて消去させることが可能です。これで、万が一の情報漏えいも防ぐことができます。「iPhoneを消去」をタップすると以下のメッセージが表示されるので、「消去」をタップします。
Apple ID パスワードを入力すると、消去開始です! これを入力すると後戻りできなくなるので注意です。
データ消去されたデバイスは、まっさらな新しいデバイスとして復元するか、iCloud や iTunes で取得したバックアップをもとに復元する必要があります。
パソコンからも操作できるよ!
Safari や Chrome で www.icloud.com へアクセスすれば、そこからも "iPhoneを探す" アプリと同様の確認・操作ができます。パソコンからも操作できるということです。
www.icloud.com のページを開いたら、Apple ID とパスワードを入力してサインインします。
左下に "iPhoneを探す" のアイコンがあるので、ここから操作することができます。操作方法は、これまでご紹介した方法と同じです。
あとがき
"iPhoneを探す" アプリでは、結構いろんな操作ができますね。
ただし、電源がオフとなってしまうと場所を特定することができなくなるんですよねー。どこにいったかなと思ったら、すぐに "紛失モード" にしてしまうのもアリです。
普段はもちろん紛失しないように気を使いつつ、「どうしてもこれはアカン!」というときに "iPhoneを探す" アプリを使うようにしましょう! 設定していて損はありませんよ〜。
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