2013.10.13 初投稿 2014.10.13 iOS 8 の情報を追加
【注意!】iOS 9 以降の最新版については以下の記事を参考にしてください。
iOS には、iPhone や iPad の改善やより良いサービスを提供するために、Apple がデータを収集する仕組みがあり、それは「システムサービス」と呼ばれています。
「改善してくれるのであれば良い機能なんじゃない?」とも思うんですが、明らかに不要な機能がありますし、あくまでウラで動いている機能なので、知らずに動いてバッテリーを消費し通信パケットも使っています。
また Apple と言えど、「何かわからない情報を送られるのはイヤだなぁ」と思われる方もいるでしょう。ここでは、「システムサービス」の機能を理解して、不要なものはオフにしてしまう方法をご紹介します。
システムサービス 機能の確認
まずは「設定」アプリを起動し、「プライバシー」をタップします。
「位置情報サービス」を選択し、次の画面ので一番下の方へ移動すると「システムサービス」なるものが! ここをタップします。
システムサービスの項目一覧が表示されます。「iPhoneをが探す」「Spotlightの検索候補」「モーションの調整」「位置情報に基づく通知」「位置情報を共有」が iOS 8 から加わった項目です。ここから、不要なものは オフ にしていきましょう。
システムサービスでオフにする項目
システムサービス 各項目を理解して、不要なものは オフ にしていきます。
iPhoneを探す | 「iPhoneを探す」アプリを使っていなければオフ。 |
Spotlightの検索候補 | Spotlight を使っていなかったり、Spotlight検索結果でおススメのサイトや Wikipedia 情報の表示が不要であればオフ。 |
Wi-Fiネットワーク | 近くの Wi-Fi スポットを検索し、改善するために Apple に情報を送付。どうでもよければオフ。 |
コンパスの調整 | コンパスアプリケーションで使用。使用しなければオフ。 |
モーションの調整 | 何に利用されるものか情報見当たらず... とりあえずオンにしておく。 |
位置情報に基づくiAd | iAd (広告) を現在の位置に基づいて表示。どうでもよければオフ。 |
位置情報に基づく通知 | リマインダーアプリで「指定場所で通知」機能を使用しなければオフ。 |
位置情報を共有 | 「友達を探す」の位置情報共有や「メッセージ」アプリの位置情報送信機能を使わなければオフ。 |
携帯電話通信網検索 | 3G / 4G ネットワーク網を検索して接続を助けているもよう。Wi-Fi メインの使用でなければ、オンのほうが良いかも?! |
時間帯の設定 | タイムゾーンの自動設定。海外へ頻繁に行って利用しなければオフ。 |
利用頻度の高い位置情報 | 良く行く場所を記憶。情報に基づいたオススメ情報表示などに利用? どうでもよければオフ。 |
この近くで人気 | アプリを購入したり利用した位置情報が送信され、それに基づきおすすめアプリやサービスが提供される。必要なければオフ。 |
交通情報 | マップアプリケーションで使用。日本ではまだ利用できないようなのでオフ。 |
診断/使用状況 | デバイスの状態や使用状況が Apple へ送付される。どうでもよければオフ。 |
"マップ"を改善 | 「利用頻度の高い位置情報」の履歴情報を Apple が改善目的で使用する。どうでもよければオフ。 |
ステータスバーアイコンの オン / オフ 設定
システムサービス項目一覧の下のほうに「ステータスバーアイコン」の設定があります。これが オン の場合、システムサービスが動作すると iPhone / iPad 上のステータスバーにアイコンが表示されます。
システムサービスが動作しているかどうか確かめたいときは、オン にして様子を見るのが良いでしょう。様子を見て動作していないということがある程度確認できれば、バッテリー節約のために オフ にしましょう。
あとがき
こういう知らないところで動く機能は、何をしているかわかりづらいですよねー
しかし、一度知ってしまえば大丈夫です! 使い倒す機能は使い倒し、不要なものはサクッと オフ にして快適に長く iPhone / iPad を使っていきましょう!
コメント