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バッテリーの消費を抑えて、できるだけ充電せずに長く使うことは、モバイルマシン持ちとしては宿命のようなもんですね。
「じゃぁ もたせるために何しとけばいいの?」という疑問を解決するために、バッテリーを長持ちさせるための設定方法と行うべきことをまとめてご紹介します。
【補足】本記事は、最新の iOS 7 対応版です。前バージョン iOS 6 対応版の記事を確認したい場合は、以下をご覧ください。
【iOS6版】バッテリーの消費を抑える 9つの設定 + 1つの方法
1. Wi-Fi / Bluetooth / インターネット共有 を オフ
何らかの電波を探そうとする動作は、バッテリーをかなり使います。移動中で、特定のWi-Fi や無線 LAN を使わないときは、Wi-Fiを オフ にしましょう。
また、Bluetooth 機器を使わないときは Bluetooth を オフ に、テザリング機能を使わないときは インターネット共有を オフ にしましょう。
「設定」アプリを起動します。
「Wi-Fi」「Bluetooth」「インターネット共有」それぞれの項目をタップして オフ にすることができます。
【補足】究極の対応方法として、「機内モード」を オン にする方法があります。しかし、3電話・メッセージをはじめとしたデータ通信は一切できなくなるので注意が必要です。
2. ローミング を オフ
旅行など海外で iPhone を使用しない場合は、ローミング機能を オフ にしましょう
「設定」⇒「モバイルデータ通信」⇒「ローミング」と選択し、「音声通話ローミング」をタップして オフ にします。
3. 通知センター を オフ
通知をまとめて表示してくれる便利な通知センターですが、通知対象となるアプリケーションの数が多いと、バッテリーを使ってしまいます。必要なものだけを オン にするようにしましょう。
「設定」⇒「通知センター」をタップし、通知をオフにしたいアプリケーションをタップします。「通知のスタイル」を "なし"、「通知センターに表示」を オフ にしましょう。
詳しい通知センターの設定は、以下を参照ください。
【iPhone/iPad】不要な通知センターをオフにしてスマートに使いこなそう!4. Siri を オフ
何かと便利だったり、話し相手?! になってくれる Siri ですが、使わない場合は オフ にしましょう。
「設定」⇒「一般」⇒「Siri」と選択し、「Siri」を オフ にします。
5. App のバックグラウンド更新 を "オフ" にする
iOS 7 からの新機能により、App コンテンツのバックグラウンド更新ができるようになりました。勝手に自動で更新してくれるんで、起動や表示したときに最新情報が見れるんです。チョー便利!
でもね、自動更新ということは、ちょくちょくウラで動いてるんですよ。そこでバッテリー使っちゃってるということです。「そんな動きイラネ。」という場合は、オフ にしちゃいましょう。
「設定」⇒「一般」⇒「Appのバックグラウンド更新」をタップします。すべてオフでも良い場合は、「Appのバックグラウンド更新」を "オフ" にしましょう。
すべてをオフではなく、アプリを個別にオフにしたくない場合は、アプリごとに選択できます。自分の場合は、良くナビとしても利用する Google Maps 以外は "オフ" にしました。
6. 視差効果を減らす
iOS 7 からは視差効果によりホームスクリーンがダイナミックに動くようになりました。
こいつは Cool だぜ! という一方で、ほんとうに必要なのかなと... 不要であれば、この機能を オフ にしてしまいましょう。「設定」⇒「一般」⇒「アクセシビリティ」⇒「視差効果を減らす」をタップして オン にします。
7. 位置情報サービス を オフ
位置情報サービスをオンにすると、現在の場所をアプリへ知らせるための検出が動作します。できるだけオフにして、この動作が発生しないようにしましょう。
「設定」⇒「プライバシー」⇒「位置情報サービス」と選択し、一番上の「位置情報サービス」そのものをオフにするか、必要なものを残しそれ以外のすべてをオフにするようにします。わたしは、良く利用するアプリ以外はすべてオフにするようにしています。
位置情報サービスの詳細については、以下もご覧ください。
【iPhone/iPad】不要な "位置情報サービス" をオフにしてバッテリー節約&セキュリティ対策!8. システムサービス を オフ
Apple が iPhone / iPad の情報を収集している「システムサービス」というものがあります。これもウラでときどき動作していますので、不要なものはオフにしましょう。
「設定」⇒「プライバシー」⇒「位置情報サービス」から一番下の「システムサービス」をタップします。"コンパスの調整" と "携帯電話通信網検索" 以外は オフ にしてしまっても良いでしょう。
システムサービス各項目の詳細については、以下をご覧ください。
【iPhone/iPad】不要な "システムサービス" 設定をオフにして、バッテリーと通信量の節約をしよう!9. 明るさを暗くする
画面が明るいより、暗いほうがバッテリーを消費しません。「暗くてもいけるよ!」という場合は暗くしましょう。
「設定」⇒「壁紙/明るさ」を選択します。「明るさの自動調節」をオフにして、明るさの調整となるバーを左にずらしましょう。
10. ダイナミック壁紙の使用をやめる
iOS 7 からの新機能であるダイナミック壁紙! ロック画面やホーム画面のアニメーション動作は Cool ですが、動作には当然バッテリーを使用していますので、こだわりがなければ オフ にしてしまいましょう。
「設定」⇒「壁紙/明るさ」⇒「壁紙を選択」をタップします。標準の "APPLE WALLPAPER" から壁紙を選んでいる場合は、「静止画」の画像を選ぶようにしましょう。
11. iCloud 機能を オフ
iCloud 機能は非常に便利なのですべてをオフにする必要はありませんが、利用しないサービスはオフにしましょう。わたしは「カレンダー」と「Passbook」はオフにしています。
「設定」⇒「iCloud」を選択します。 オフにしたい項目をタップしましょう。
12. メールのデータ取得をフェッチにし、取得間隔を手動にする
メールはデフォルトのプッシュ設定の場合、定期的にサーバーへメールがあるかどうかを確認しています。この機能をオフにしましょう。
「設定」⇒「メール/連絡先/カレンダー」を選択し、「データの取得方法」をタップします。
「プッシュ」を "オフ" にします。
その下の「フェッチ」を "手動" にします。間隔が長くても良いから自動でデータを取得してほしい場合は、"1時間ごと" でも OK です。
【補足】「特定のメールアドレスだけ頻繁に自動でメールチェックしてほしい!」という方は、メールアカウントごとにプッシュ機能を設定できます。設定したメールアカウントを選択して、「プッシュ」を "オン" にすれば OK です。
13. FaceTime を オフ
ビデオ通話はするけど、LINE や Skype を使っていて FaceTime は使ってない という方もいると思います。そんな方は FaceTime 機能をオフにしましょう。
「設定」⇒「FaceTime」を選択し、「FaceTime」をオフにします。
14. AirDrop を オン のままにしておかない
iOS 7 からの新機能である AirDrop。写真・連絡先などなどいろんな情報を iOS デバイス間でサクッとやりとりできるので便利ですねー。
しかし、この機能が オン の場合は Wi-Fi と Bluetooth が オン になっていますし、AirDrop できる相手を探している状態とも言えますのでバッテリーを使っています。使用していないときは オフ にしましょう。
下から上へスワイプして「コントロールセンター」を出して「AirDrop」をタップします。
ここで "オフ" を選択しましょう。
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これまではバッテリーの設定についての項目でしたが、以下は節約するために気をつけて実施したほうがよい項目です。+1 の方法としてご紹介します。
15. 起動中のアプリを減らす
基本的なことではありますが、これが結構バッテリーを消費していることが多いです。頻繁に使用しないアプリや、使用が終わったアプリは停止しましょう。
ホームボタンを 2回連続で押すと起動中のアプリ一覧が出てきますので、上にスワイプすることで停止できます。
アプリ停止方法の詳細については、以下の記事をご覧ください。
【iOS 7】マルチタスク アプリの終了方法 〜同時に複数アプリを終了可能?!〜まとめ
以上です! これだけ実施すれば、今よりバッテリーの消費を抑えることはできるはずです!
経験的には、電波を探しに行く状況が長く続くとバッテリーの消費が激しいなと感じています。ですので、自宅や Wi-Fi スポットなどでは Wi-Fi をオンにし、それ以外ではオフにすることで iPhone が電波を探しに行く動作をできるだけしないようにさせることがポイントです。
「これでもバッテリーが外出中になくなっちゃうよ・・・」という方は、素直にバッテリーを購入して持ち歩き充電するか、数年使用してバッテリーが劣化している場合はバッテリーを交換してしまうのもアリですよー。
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