
10月22日の発表、しかもなんと無料アップグレードとなった OS X Mavericks! スゲ---
今回の OS X Mavericks は見た目はそれほど変わらないものの、新機能は 200 近くありますし、その中のメモリ圧縮機能 (Compressed Memory) が Mac をサクサク動かしてくれるということで、かなり期待大です!
しかし、OS X のバージョンアップ (アップデート) インストール作業においては、事前に確認・実施しておいたほうがよいものがあります。効率よくインストールを行うため、何かあってもデータを失わないようにするためです。
今回は、そんな「OS X を Mavericks へアップデートする前に実施すべき項目」をご紹介します。
1. 現在持っている Mac にインストールできるかを確認する
OS X Mavericks は、過去に販売されたすべての Mac にインストールできるわけではありません。 「購入したけどインストールできなかった (T_T)」ということのないように、事前に確認しておきましょう。
OS X Mavericks をサポートするマシンモデルが Apple から公開されています。サポートマシンモデルは以下になります。
機種 | サポートマシンモデル |
---|---|
iMac | Mid 2007 以降 |
MacBook | 13インチ Late 2008 Alminium, あるいは 13インチ Early 2009 以降 |
MacBook Pro | 13インチ Mid 2009 以降、 15インチ Mid/Late 2007 以降、 17インチ Late 2007 以降 |
MacBook Air | Late 2008 以降 |
Mac Mini | Early 2009 以降 |
Mac Pro | Early 2008 以降 |
結構広範囲のマシンがサポートされていますねー。
また、OS X Mavericks へのバージョンアップは 3世代前の Snow Leopard からサポートされました。以下の OS X から直接アップデートが可能です。
- OS X Snow Leoparad 10.6.8
- OS X Lion 10.7
- OS X Mountain Lion 10.8
OS X 10.6.8 より古い OS X をお使いの場合は、まず 10.6.8 までアップデートしましょう。
2. システム・アップデート と アプリのアップデートを行う
システムとインストールされている Mac App (アプリ) の状態は最新にしておきましょう。最新のほうが安定性と安全性が確保されているケースがあるためです。
しかし、新しい機能やアプリの Mavericks のサポート状況が不明でアップデートしたくない場合もあるかもしれません。その場合は、Mavericks へのアップデート自体を見送り、アプリケーションが Mavericks を正式にサポートすることを発表するまで待ちましょう。
システムと Mac App を最新の状態にするには、上メニューバー左の マークをクリックし、「ソフトウェア・アップデート」を選択します。

Mac App Store が起動しますので、アップデートする項目が存在する場合は、「すべてをアップデート」をクリックしてアップデートしましょう。
3. 不要なアプリケーションやデータを削除する
OS X のバージョンアップを機会に、不要なアプリケーションやデータを削除しましょう。これらを削除することで、アップデート (インストール) 時間を短縮することができます。
不要なアプリは削除しましょう。詳しい削除方法は、以下をご覧ください。

また、"ゴミ箱" や "ダウンロード" フォルダに保存されている不要なフォルダ・ファイルも合わせて削除しておきましょう。
4. Time Machine でデータのバックアップを取る
バックアップは重要です! とりあえず他はやらなくても、「これだけはやっとけ」と声を大にして言います。
パソコンを使用している以上、「失って良いデータしかないよ」という方もほとんどいないでしょう。そして、データを失って初めて気付くその絶望感... データはバックアップしておきましょう。
データのバックアップ方法は、以下の記事に詳しく記載があります。バックアップだけはやったほうがいいよ!

あとがき
ここまで準備すれば、あとは Mavericks をインストールするのみです! 楽しみだ〜。


価格: 無料 (記事公開時)
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