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Mac (OS X) の Finder は、もっとも良く利用する機能のひとつですよね。デフォルト設定でもそこそこ使いやすいですが、さらに使いやすくする方法が幾つかあります。


特に Windows からの乗り換えの方で以前エクスプローラを使い倒していた方は、「ちょっと使い勝手がいまいち...」と思われるところもあるかもしれません。


でも、「ファイルの拡張子表示」や「ステータスバーの表示」に加え、さらに便利な使い方が Mac にはあります! 今回はこれらの設定変更方法をご紹介します。


1. ファイルの拡張子を表示させる

Mac (OS X) のデフォルト設定では、ファイルの拡張子を表示させる設定がオフになっています。

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画像ファイルが JPEG / PNG / GIF のどれなのか、知りたいですよね...   拡張子が確実に表示されるように、設定変更を行いましょう。


Finder を起動している状態で、左上  マークの右隣「Finder」をクリックし「環境設定」を選択します。

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「詳細」タブを開いて、そこにある「すべてのファイル名拡張子を表示」にチェックをつけましょう。

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これで OK です。ファイルを見るとファイル名に拡張子が追加されています! ヒャッホウ---

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【補足】

どこかのウェブサイトからダウンロードしたり、デジカメから取り込んだりしたファイルはここの設定をしなくても既に拡張子が表示されているようです。
デフォルトでは、Mac 上で作成したファイルだけ拡張子が表示されないようですね。


2. ステータスバーを表示させる

ステータスバーを表示させることで、以下の情報がすぐわかるようになります。

  • フォルダにあるファイルとディレクトリの総数 (項目数)
  • ストレージ (ディスク) の空き容量

表示させるには、Finder を開いた状態で上のメニューから「表示」⇒「ステータスバーを表示」を選択します。

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以下の例だとステータスバーを見ることで、選択している "ダウンロード" というフォルダに 5つのファイルがあり、ストレージの空き容量が "1.12 TB" あることがわかります。

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空き容量が常にパッと確認できるのは便利ですねー


3. パスバーを表示させる

パスバーを表示させることで、現在のフォルダが Mac 上でどういったパス (ディレクトリ階層) にいるかがわかります。


表示させるには、Finder を開いた状態で上のメニューから「表示」⇒「パスバーを表示」を選択します。

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以下の例だと、"ダウンロード" というフォルダは「Macintosh HD ⇒ ユーザ ⇒ ホームディレクトリ ⇒ ダウンロード」という階層にあることがすぐわかります。

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4. サイドバーにホームディレクトリを表示させる

ホームディレクトリは良く利用するファイルやフォルダを配置しますし、すぐアクセスしたいですよね。


そんなときは、Finder 左にあるサイドバーにホームディレクトリを表示させるようにしましょう。上のメニューから「Finder」⇒「環境設定」を選択します。

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「サイドバー」タブを選択し、自分のホームディレクトリ (ホームアイコンのところ) にチェックを入れましょう。

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サイドバーにホームディレクトリが表示されました! ここをクリックすればいつでもホームディレクトリに移動することができます。

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5. 新しく Finder を起動したときに良く利用するフォルダを表示させる

人それぞれ、良く利用するフォルダがありますよね。ホームディレクトリだったり、作成した作業ディレクトリだったり...


Finder を新規にオープンしたときには、その良く利用するフォルダを表示させるように変更しましょう。変更するには、Finder の環境設定から「一般」タブを開き、"新規 Finder ウィンドウで次を表示:" のプルダウンから目的のフォルダを選択します。

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プルダウンの一覧に表示させたいフォルダが存在しないときは、「その他...」をクリックして選ぶことができます。

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6. フォルダやファイルの情報を表示させる

最後にひとつ、Mac の Finder ではフォルダやファイル (項目) の情報を表示させることができます。以下のような情報が確認できます。

  • フォルダに格納されているフォルダ・ファイルの総数
  • 画像ファイルの大きさ

画像を多く確認・処理している方には、この画像ファイルの大きさがサクッと表示されるのは良いですね!


この設定は、フォルダごとに実施します。上のような情報を確認したいフォルダに設定しましょう。設定方法は、設定したフォルダを選択した状態で、上のメニューから「表示」⇒「表示オプションを表示」を選択します。

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表示オプションの一覧から、「項目の情報を表示」にチェックを入れます。

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これで完了です!情報が表示されるようになります。

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複数のフォルダに設定したいときはそれぞれに設定するか、「項目の情報を表示」にチェックを入れた状態で下のほうにある「デフォルトとして使用」をクリックしましょう。すべてのフォルダに反映されます。

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あとがき

他にも Finder には幾つか設定がありますが、便利なモノを厳選してご紹介しました。


Windows から乗り換えの方も「お、結構 Finder いいじゃん」と思ってくれたのではないでしょうか。いつも使う Finder だからこそ、便利に快適に ガンガン使っていきましょうー




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