
家族 4人で iOS 8 からの機能「ファミリー共有」を使っています。なかなか便利ですよー
ファミリー共有機能では、主に以下 7つの機能を使うことができます。
- iTunes Store / iBooks / App Store で購入したアイテムを共有できる
- 購入したアイテムは共有しない (非表示にする) 設定もできる
- ファミリー内の未成年者はアイテムを購入するときに両親/保護者の承認を求めるように設定することができる
- ファミリー専用の共有写真アルバムを利用できる
- カレンダーでファミリー共有のイベントを簡単に作成できる
- カレンダーでファミリー共有のイベントを簡単に作成できる
- ファミリーメンバーのもつ Apple デバイスの場所を見つけることができる
それぞれの機能について紹介していきます。
【参考】ファミリー共有機能の設定方法については、以下記事をご覧ください。
1. App Store / iTunes Store / iBooks で購入したコンテンツを共有できる
ファミリー共有をしていれば、ファミリーメンバーで購入したアプリ、音楽/映画、ブックをカンタンに共有できます。
ファミリーメンバーが購入した共有アプリを確認する手順
App Store で自分以外のメンバーが購入したアプリを確認するには、「App Store」アプリを起動し、右下の「アップデート」⇒「購入済み」をタップしていきます。
すると「家族が購入したApp」という項目があり、自分が購入したApp とは別に確認することができます!
iTunes Store では、右下の「その他」⇒「購入済み」と選択すると「ファミリー購入」として確認でき...
iBooks でも、右下の「購入済み」から同様に「ファミリー購入」の項目が新たに出てきますので、こちらで確認できます。
また、これら購入で共有されているコンテンツは、わざわざ「購入済み」から探さなくても普通に検索して表示させると iCloud からのダウンロードマークが表示されています。

ファミリー共有機能を設定していれば、「お父さんが購入してたのに知らずにまた買っちゃった」というようなことはありませんので、そこはご安心を。
2. 購入したコンテンツは共有しない (非表示にする) 設定もできる
購入したアプリやブックの中には、共有したくないモノもありますよねー。共有しないどころか、「そんなの買ってんの!!」なんて言われないために表示すらさせてくないです...
購入済みアイテムを非表示にする方法
そんなときは、非表示にしちゃいましょう。非表示にするには、Mac か Windows パソコンの iTunes から操作する必要があります。iTunes を起動したら、「iTunes Store」を表示させます。
iTunes Store の右のナビリンクに「購入済み」という項目があるのでクリックします。
すると購入済みコンテンツの一覧画面になります。そこから、非表示にしたいカテゴリ (ミュージック/映画/App/ブック) を選んで対象のアイテムを探します。
非表示にしたいアイテムが見つかったら、マウスカーソルを合わせましょう。するとアイテムの左上に × マークが表示されるので、それをクリックします。これでアイテムが共有されず、表示もされません! ヤッタ~
購入済みアイテムを再表示させる方法
非表示にしてしまったアイテムを、再び表示させることもできます。iTunes を起動した状態で、メニューから「Store」⇒「アカウントを表示」を選択します。
Apple ID アカウントのパスワードを要求された場合は入力します。
iTunes に表示される「iTunes in the Cloud」セクションにある「管理」をクリックします。
すると、「非表示の購入済みアイテム」一覧が表示されます。表示したいアイテムの「表示する」ボタンをクリックすれば再表示されます。
3. ファミリー内の未成年者はアイテムを購入するときに両親/保護者の承認を求めるように設定することができる
こちら、確かに「あればいいよね!」と思っていた機能です。
ときどき、「こどもが勝手にアプリをダウンロード購入して気がついたら 10万円ぐらい請求きてました...」みたいなニュースを見ていて、「これ人ごとじゃないよな...」と考えていた自分には朗報です。
アイテムの購入を承認制とする設定手順
この機能は最初のファミリー共有設定時に設定ができる項目もありますが、あとから設定も可能です。設定するには「設定」アプリを起動し ⇒「iCloud」⇒「家族」と選択していきます。
「成人」と表示されているメンバーを選択すると、以下のように「両親/保護者」という項目があります。アイテム購入の承認者として承認を行う場合には、これを オン にしましょう。
未成年は「x歳」と表示されていますので、このメンバーを選択すると「承認と購入のリクエスト」という項目があります。ここを オン にしておくと、アイテム購入時に管理者と保護者へ承認の依頼が送信され、承認しないと無料/有料どちらのアイテムもダウンロードできないようになります。
実際に、承認が必要な未成年者でアイテムをダウンロードしてみます。アプリをダウンロードしてみると、承認をリクエストするポップアップが表示されます。承認を得たい場合は、ここで「承認を求める」をタップして承認されるのを待ちましょう。

承認する管理者/保護者へは、以下のように承認を求めたアイテムが表示され、「拒否する」か「入手する」かを選択します。ここで「入手する」を選択して進めることで承認され、アイテムをダウンロードすることができます。

4. ファミリー専用の共有写真アルバムを利用できる
ファミリー共有機能を設定すると、自動で写真アプリに「Family」という名の共有アルバムが作成されます。
「写真」アプリを起動し、下から「共有」を選択すると「Family」アルバムが表示されます。

この「Family」共有アルバムにガンガン放り込むだけで、ファミリーのメンバーは全員写真を確認することができます!

5. カレンダーでファミリー共有のイベントを簡単に作成できる
ファミリー共有では、カレンダーの共有もカンタンにできるようになります。
「カレンダー」アプリを起動し、下の「カレンダー」をタップすると ICLOUD のセクションに「Family」という名のカレンダーが存在しています。カレンダー共有機能を使うには、ここにチェックを入れておきましょう。

このカレンダーを利用するには、イベントの作成あるいは編集画面で「カレンダー」をタップし、「Family」を選びましょう。

こうするだけで、ファミリーメンバー全員のカレンダーにそのイベントが表示されるようになります!
6. ファミリーメンバーの居場所を共有できる
ファミリー共有を設定する際に「位置情報の共有」を選択しておくと、ファミリー内のメンバーは、「友達を探す」アプリでリアルタイムに現在の位置を共有できます。
「位置情報の共有」をあとから設定する手順
最初に「位置情報の共有」を選択しなかった場合、あとからも設定可能です。「設定」アプリを起動して「iCloud」を選択し、下の詳細セクションにある「位置情報を共有」をタップします。
そこに「位置情報を共有」という項目があるので、ここを オン にしましょう。
逆に「家族でも位置情報なんて知らされたくない!」という方は、ここを オフ にすることで位置情報を共有しないことができます。
7. ファミリーメンバーのもつ Apple デバイスの場所を見つけることができる
ファミリー共有機能では、メンバーの持つ Apple デバイスの場所も確認することができます。
例えば、以下のような家族構成でそれぞれデバイスを所有していたとします。
- お父さんは「iPhone 6」と「MacBook Pro」を持っている
- お母さんは「iPhone 5S」と「iPad mini」を持っている
- 長男は「iPhone 5」と「MacBook Air」を持っている
こんな場合ですと、ファミリー共有していれば「」に記載のあるすべての Apple デバイスの位置情報がわかります。確認するには、「iPhoneを探す」を起動するだけです。

あとがき
iTunes Store や App Store で購入したアイテムの共有はホント便利ですねー。これで気兼ねなくミュージックやアプリをガンガン購入して共有できます。
4 番以降の項目は、これまでも個別に登録や工夫をすれば同じようなことを実現できていましたが、ファミリー機能を設定するだけで自動にできるようになるというのがポイントです。これから iPhone/iPad を購入した家族が増えるときは設定いらずで便利ですね!
これで、しばらく家族全員で iPhone を使う日々がますます増えそうです。家族みんなで iPhone を使い倒していきましょう!
コメント
コメント一覧 (3)
7. ファミリーメンバーのもつ Apple デバイスの場所を見つけることができる
appleの6と7はポリシーが全然違うじゃないかと思ってしまいます。
7はoffにできないんですかね?
いつもありがとうございます!
一緒に iPhone6+ を使い倒しましょう〜
私も昨日iphone6+の予約を致しました。とても楽しみにしております!