Applewatch battery title

Apple Watch の難点のひとつはバッテリーの短さ。普通に使っていれば1日はもちますが、「充電忘れてしまった!」ということを考えると何とか丸2日ぐらいはもたせたいところ。


そこで、バッテリー消費の節約につながる設定見直し項目をご紹介します。これらの中から変更可能な設定を実施していきましょう。


1. ディスプレイの明るさを低くする

これはバッテリー消費節約の定番ですね。ディスプレイのライトは結構バッテリーを使うので、不必要に明るくすることは避けましょう。


Apple Watch からの変更は、Apple Watch 横のホームボタンを押して表示されるアプリ一覧から、「設定アプリ」をタップします。

Applewatch settings

設定一覧から「明るさとテキストサイズ」を選択し、ここの明るさバーで調整できます。左側をタップすると明るさは低くなります。

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iPhone からは、「Apple Watch アプリ」⇒「明るさとテキストサイズ」を選択し、明るさバー で調整します。左に設定すると明るさは低くなります。

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2. シンプルで黒が多いウォッチフェイスを使う

Apple Watch のディスプレイは 有機EL(OLED) という素材が使われています。有機EL での「黒」はオフの状態を示し、バッテリー消費だけでなくディスプレイの劣化も防ぐことができます。


そのため、ウォッチフェイスはシンプルでアニメーションがなく、黒が多いものを選びましょう。オススメは「シンプル」で白いラインも少なくカスタマイズした画面です。

Applewatch battery 03

ウォッチフェイスを変更するには、時計文字盤の画面で画面を強く押すとカスタマイズ画面になるので、目的のウォッチフェイスを選択し、さらに「カスタマイズ」ボタンを押すと詳細部分を変更できます。

Applewatch battery 04

3. 不要な通知を オフ にする

Apple Watch の超便利なところは通知です。手首でビビビッと振動してくれることで、電話やメッセージなどの着信がきたことがすぐわかります。


でもアプリの通知がオンになっているということは、それだけ何らかののスタンバイをして情報を検知しているということで、バッテリーを使っています。不要な通知は オフ にしましょう。


通知のオン/オフ は iPhone から設定します。「Apple Watch アプリ」⇒「通知」をタップし、通知が不要なアプリをタップして、どんどんオフにしていきましょう。

Applewatch battery 05

【参考】


4. 不必要なアプリをアンインストール(削除)する

iPhone と Apple Watch は密に連携しているので、気付いたら iPhone の Apple Watch 対応アプリは Apple Watch にもインストールされていたということが起こります。アプリがインストールされていると、それだけ通知やバックグラウンドの動作でバッテリーが使われたりします。


そんなことがないよう、不要なアプリは Apple Watch からアンインストールしてしまいましょう。Apple Watch からは、アプリが並ぶホーム画面で画面を軽く長押しすると、アンインストール可能なアプリはアイコンの左上に x マークが表示されます。このアプリをタップすることでアンインストールできます。

Watch app uninstall 03

iPhone からは、「Apple Watch アプリ」を起動し下のアプリ一覧からアンインストールしたいアプリをタップし、「App を Apple Watch で表示」を オフ にします。

Watch app uninstall 05

【参考】


5. 手首を上げたときの検出機能を オフ にする

Apple Watch を装着し手首を上げると、Apple Watch がそれを自動で検知してスリープが解除されます。


これは非常に便利ですが、このような何かを検出する機能というのは常にバッテリーを消費しています。「画面をタップして見ることができればイイ」という場合は、この機能を オフ にしてしまいましょう。


Apple Watch では、ホームボタンを押して「設定アプリ」をタップして「一般」⇒「手首を上げたとき」と選択し オフ にします。

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iPhone では、「Apple Watch」⇒「一般」と選択し「手首検出」を オフ にします。

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6. アニメーション動作をオフにする

アニメーション動作は視覚的に動かしている感が伝わってきてイイのですが、Apple Watch の GPU と呼ばれるグラフィックチップを使いバッテリーを消費します。「そんな動作なくてもイイ」という場合は、オフにしてしまいましょう。


Apple Watch では「設定アプリ」⇒「一般」⇒「アクセシビリティ」と選択し、「視差効果を減らす」をオンにします。

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iPhone からも、「Apple Watch アプリ」⇒「一般」⇒「アクセシビリティ」⇒「視差効果を減らす」をオンにすることで設定可能です。

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7. 心拍数 取得機能をオフにする

Apple Watch 機能のひとつに「心拍数を取得する」というものがあります。これも常にバッテリーを消費する機能になりますので、不要であれば オフ にしましょう。


設定変更は iPhone からできます。「Apple Watch アプリ」⇒「プライバシー」⇒「モーションとフィットネス」と選択し、「心拍数」と「フィットネス・トラッキング」をオフにします。

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Apple Watch のワークアウト機能を使うと、さらに心拍数取得機能は活発になります。「心拍数は取得したいけど、ウォーキングやランニング中はできるだけバッテリーを節約したい」という場合は、「ワークアウト」⇒「電力を節約」をオンにすると節約できます。

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8. 音量とバイブレションの強さを低くする

通知を頻繁に受け取る方は、通知の際に発生する音量とバイブレーション(振動)の強さを低くすることが有効です。Apple Watch からは、「設定アプリ」⇒「サウンドと触覚」からそれぞれ変更できます。

Applewatch sound viv 06

iPhone からは、「Apple Watch アプリ」⇒「サウンドと振動」から変更できます。


【参考】


9. 通知が不要な場合は おやすみモード をオンにする

「おやすみモード」をオンにすることで、そのモードではすべての通知をオフにすることができ、バッテリー節約につながります。就寝時や少し作業に集中したいときなどは、おやすみモードにしましょう。


Apple Watch からおやすみモードにする場合は、「設定アプリ」⇒「おやすみモード」とタップし、「おやすみモード」をオンにします。

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iPhone では、「Apple Watch アプリ」⇒「おやすみモード」から設定変更ができます。「iPhoneを反映」をオンにすることで、iPhone をコントロールセンターなどからおやすみモードにすると、Apple Watch もおやすみモードになり、Apple Watch への通知はオフになります。

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10. ほとんど使わないときは 機内モード をオンにする

Wi-Fi, Bluetooth, GPS などの無線デバイスは、電波をつかむためにかなりのバッテリーを消費します。「機内モード」をオンにすると、これらの無線デバイスがすべてオフになります。


Apple Watch から機内モードにしたいときは、「設定アプリ」⇒「機内モード」とタップし、「機内モード」をオンにします。

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iPhone からは、おやすみモードと同様に「Apple Watch アプリ」⇒「機内モード」から iPhone を反映するかどうかの設定が可能で、「iPhoneを反映」となっている場合は、iPhone をコントロールセンターなどから機内モードにすると、Apple Watch も機内モードになります。

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ただし注意ですが、機内モードをオフにして戻すときには iPhone と Apple Watch それぞれのデバイスでオフにする必要があります。片方をオフにしても一方は無線通信できないままなので、検知できないんですね。


11. アプリを強制終了する

Apple Watch では基本的に一度起動したアプリはバックグラウンドでそのまま起動しています。これは、起動していないときよりバッテリーを消費します。


頻繁に使わないアプリは、利用が終わったら強制終了してしまいましょう。アプリを表示させている状態で「サイドボタン長押し」⇒「電源メニューが表示されたら一度離して、サイドボタンをもう一度長押し」で強制終了できます。

Applewatch app freeze 01

【参考】


あとがき

これを全部設定すると使い勝手が悪くなると感じる方が多いと思うので、必要な項目だけ設定したり見なおしをするで良いと思います。最初はすべての機能を使ってみたくなりますが、少し経過すると人それぞれ使い方がでてきますからね。


ウォッチフェイスや明るさを中心にディスプレイ設定をまず見なおして、通知機能を中心に不要なものはバシバシ オフにしていきましょう。Apple Watch もどんどん自分色に使い倒していきましょうー





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