MacBook Air や MacBook Pro を持ち歩いている方なら、バッテリーがどれだけ持つかは非常に気になるところですよねー
バッテリーがどう減っていくかは使い方による部分がありますが、「とりあえずここは見ておきたい」というところがありますので、今回はバッテリーの節約につながる 6つの確認点をご紹介します。
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1. 視覚的な効果を オフ にする
OS X 10.10 Yosemite からは、ウィンドウが透明感のある背景になったりなど視覚的な効果が機能として盛り込まれていますが、これは結構バッテリーを使うことがわかっていますので、不要であればオフにしていまいましょう。
変更するには、まず「システム環境設定」を開きます。以下いずれかの方法で開くことができます。
- Dock の「システム環境設定」アイコンをクリック
- 画面左上メニューバーの (Appleロゴ) マークをクリックし「システム環境設定」を選択
- Spotlight から "システム" あるいは "system" と入力 し「システム環境設定」を選択
「アクセシビリティ」⇒ 左のメニューから「ディスプレイ」を選び、「透明度を下げる」のチェックボックスをチェックしましょう。
よりクッキリした画面表示にしたい場合は、「コントラストを上げる」のオンでも OK です。
【参考】
2. 自動アップデートを オフ にする
Mac には、アプリや OS X のアップデートを自動的に実施してくれます。しかし、これらはウラで知らないうちに動いてしまいますし、サイズが大きいとダウンロードに時間がかかりバッテリーをかなり消費します。これもオフにしましょう。
「システム環境設定」から「App Store」を選択します。
以下の項目はオフになるよう、チェックボックのチェックを外しましょう。
- 「新しいアップデートをバックグラウンドでダウンロード」
- 「ほかの Mac で購入したアプリケーションを自動的にダウンロード」
3. 不要な位置情報サービスを オフ にする
Mac にも iPhone のように 「位置情報サービス」というものがあります。位置情報を収集しアプリと連動する便利な機能ですが、情報収集にバッテリーを使いますので不要なものはオフにします。
「システム環境設定」⇒「セキュリティとプライバシー」を開きます。
「プライバシー」タブ を開き、左のメニューから「位置情報サービス」を選択します。しかし、このままでは変更ができませんので、左下にあるカギをクリックしてユーザーのパスワードを入力し、変更できる状態にします。
まったく位置情報を収集されたくない場合は、上にある「位置情報サービスを有効にする」をオフにします。アプリごとにオフにする場合は、アプリ一覧からオフにしたいアプリのチェックを外すようにします。
また、アプリ一覧の一番下に「システムサービス」という項目があるので、ここの「詳細」をクリックします。
Spotlight の検索結果に位置情報からの情報が不要であれば、この「Spotlight の検索候補」のチェックもオフにしてしまいましょう。
4. スクリーンの明るさを暗くする
ライトというのはバッテリーを多く消費する部分のひとつです。利用しているときはずっと光っていますしね。これもできるだけ暗くして利用するようにしましょう。
スクリーン (画面) の明るさを暗くするには、キーボードの F1 キーを押します。F2 キーで明るくなるので、ここで調整をします。
【補足】システム環境設定のキーボードで「F1, F2 などのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」にチェックが入っていると、F1, F2 キーを押しても明るさ調整ができません。その場合は、キーボード下の Fn キーを押しながら F1, F2 キーを押します。
5. キーボードのバックライトの明るさを暗くする
MacBook キーボードのバックライトもできるだけ暗くして使いましょう。F5, F6 キーで調整できます。
こちらも F5, F6 キーが効かない場合は、Fn キーを押しながら押します。
6. アクティビティモニターでバッテリーを消費しているアプリケーションを確認する
最後に、Mac (OS X) ではバッテリーを消費しているアプリケーションを確認することができます。「アクティビティモニター」アプリを起動し、「エネルギー」タブ を開きます。
ここで、「エネルギー調整」列の値が大きいアプリはバッテリーを消費していると判断することができます。利用していないアプリであれば、アプリを停止してバッテリー消費を抑えるようにします。詳しくは以下の記事をご参考ください。
【参考】
あとがき
バッテリーがなくなってしまっては、MacBook といえど何もすることはできません。「今日は MacBook を外でガッツリ使うぞ」という場合は、ここの設定変更や確認をして、ガンガン Mac を使い倒していきましょうー
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