Apple music all title

Apple Music をトライアルで使っていて、ちょっと楽しくなってきました。最新の聞いてみたい曲を聞いたり、昔のなつかしい曲を聞いたり、適当に知らない曲を聞き流してみたり。


でも月額の料金はかかるし、始めるのもこのまま使い続けるのもちょっと考えてしまうところがありますよね。Apple Music を今後も使い倒していくかどうか、知っておきたいことを幾つかまとめてみました。

  1. Apple Music とはどんなサービス?
  2. 価格は?
  3. サポートするデバイスは?
  4. ラジオって使えるの?
  5. トライアル後の自動更新課金を防ぐ方法
  6. iCloudミュージックライブラリの使用には気をつける
  7. 4G/LTE のモバイルデータ通信を使わないようにする方法
  8. Apple Music でダウンロードした曲は別のデバイスへコピーできる?
  9. 全曲シャッフル再生には少し工夫が必要
  10. 「ミュージック」アプリから Apple Music 関連のメニューを削除することができる

1. Apple Music とは?

Apple が提供する新しいミュージックストリーミングサービスです。ストリーミングとは、インターネットを介してミュージックを聴きながらダウンロード、あるいはダウンロードしてから聴くことができる方法のことです。


これまでも iTunes Store からミュージックを購入し、ダウンロードを聞くことはできていました。それとの大きな違いは定期的に金額を払っていれば、その間は好きな音楽をストリーミングで聴き放題ということです。


2. 価格は?

価格は 個人メンバーシップが 980円/月ファミリーメンバーシップが 1,480円/月 です。ファミリーメンバーシップは、iCloud でファミリー登録されているメンバーは Apple Music を利用することができます。

【参考】



安いとは言えないですかねぇ...   これは今後どのような曲が Apple Music でダウンロードできるようになるかにかかっていると思います。新曲や懐かしい曲も含めて今後どんどん聴くことができる曲が増えていけば、高いとは感じなくなりますよね。


3. サポートするデバイスは? どんな環境で Apple Music を使える?

以下のデバイスで Apple Music を利用することができます。

  • iOS 8.4 以上が動作している iOS デバイス - iPhone, iPad, iPod touch
  • Apple Watch ※iPhoneとのペアリングが必要
  • iTunes 12.2 以上が動作している Mac および Winodows パソコン
  • Andoroid デバイス (今年秋以降)

Apple music all 01

Android でもサポート予定というのはかなり驚きです。ですが、使い勝手を考えると iPhone は必須かなぁ という感じですね。


4. ラジオって使える?

これは、人によって使えるかどうか別れる というところですね。


Apple Music ラジオは、日本のラジオ局のラジオが流れているわけではありません。Apple Music ラジオの Beats 1 は世界向けとうたっており、日本のアーティストや曲が流れることはあまりありません。パーソナリティも外人です。


でも内容はほぼ Music に関連することだけで、日本ラジオのように Music に関係ないニュースとか、リスナーのお便り紹介とかそういうものはありません。英語がわかったり好きなパーソナリティがいればもちろんですが、BGM のように聞き流しておくとか、英語習得中で自分自身を英語環境漬けにするために聴くとか、そんな使い方が良いかもしれませんね。


5. トライアル後の自動更新課金を防ぐ方法

現在 (記事執筆 2015年7月時点) は、3ヶ月の無料トライアル期間です。Apple Music をガンガン使い放題です。


ただし、最初の設定ではトライアル期間終了後は自動で課金されてしまう設定になっています。これはオフにしておきましょう。詳しい設定方法は、以下の記事を参考にしてください。

【参考】



6. iCloudミュージックライブラリの使用には気をつける

基本的に、Apple Music は iCloudミュージックライブラリという機能をオンにして使います。iCloudミュージックライブラリをオンにすることで、以下ができるようになります。

  • Apple Music のミュージックを My Music やプレイリストに加えることができる
  • Apple Music のミュージックをダウンロードしてオフラインでも聴くことができる
  • Apple Music およびデバイスに保存しているミュージックをすべて iCloudミュージックライブラリに保存し、他のデバイスでも自動同期して聴くことができる

便利なんですが、iCloudミュージックライブラリに保存できる曲は 25,000曲まで (iOS 9 以降は増える予定) だったり、iTunes Match との相性が良くなくデータが消えてしまったりという報告があります。わたしは曲数もそれほど多くないせいか、今のところ何もトラブルはありませんけど...


大量の曲を iTunesライブラリに保存してこれまで使っていた方は使用を控えたり、きちんとバックアップしてから Apple Music (iCloudミュージックライブラリ) を使ったほうが良いでしょう。


iCloudミュージックライブラリをオフにするには、「設定アプリ」⇒「ミュージック」を選択し、「iCloudミュージックライブラリ」をオフにします。

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6. 4G/LTE のモバイルデータ通信を使わないようにする方法

Apple Music はストリーミングサービスのため、ミュージックを聴くときはダウンロードが発生します。これを何回も実施すると、結構なネットワーク(パケット)通信量になっちゃうんですよね。


これを防ぐには、設定変更で Wi-Fi 以外はダウンロードしないようにするなどの方法が有効です。設定方法の詳細は以下を参考にしてください。

【参考】



7. Apple Music でダウンロードした曲は別のデバイスへコピーできる?

これはできるケースとできないケースがあります。Apple Music を購入した Apple ID でサインインした他の iPhone, iPad, Mac で iCloudミュージックライブラリを利用すると自動同期されるので、カンタンに聴くことができます。


しかし、Apple Music のミュージックは DRM (Digital Rights Management: デジタル著作権管理) という技術で保護されています。コピーして他のプレイヤーで再生したりということはできず、Apple Music の契約が終了しても再生することはできなくなります。


8. 全曲シャッフル再生には少し工夫が必要

ミュージックアプリが新しくなった iOS 8.4 からは、カンタンに全曲シャッフル再生ができなくなりました。Apple Music でダウンロードしたミュージックを含めて、全曲シャッフル再生して聴きながらすみたいな使い方はしたいですよね。


でも、幾つか方法はあります。Siri を使ったり、プレイリストを使ったり。詳しくは以下の記事を参考にしてください。

【参考】



9. 「ミュージック」アプリから Apple Music 関連のメニューを削除することもできる

Apple Music 機能が加わった iOS 8.4 のミュージックアプリでは、下のメニューに「For You」「New」「Connect」という項目が追加されています。


でも、Apple Music を使わなかったり、使っててもこれらの項目が不要なときは非表示にすることもできます。シンプルに使い方は以下を確認してみてください。

【参考】



あとがき

Apple Music を利用するかどうかは迷うところですよね。わたしもトライアル期間使用中ですが、そのあとも使うかどうかは迷い中です...


トライアル期間に Apple Music を使い倒すのはもちろんのこと、Apple Music 自体の使い勝手も知りつつ、お金を払って使い続けるかどうかも決めていきましょうー


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