
iOS 9 から、iPhone や iPad のバッテリーを長持ちさせるための機能として「低電力モード」が導入されています。
どのような機能で、どんなときにこのモードを使えば良いのかを考えてみます。
どれぐらい効果があるか?
Apple からは、この低電力モードを利用すると「最大でバッテリーの持ちが 3時間のびる」とのアナウンスがあります。3時間!これはデカイですね。
実際には使い方でプラスどれだけ持つか変わってきます。いくら低電力モードにしても、常にアプリをガンガン使っていればすぐ消費してしまいますし、普段から低電力モードに近い設定や使い方をしていれば、低電力モードでの恩恵はそれほどありません。
わたしは毎日かなりガンガン iPhone 使っています。同じ使い方のテストというのはできていませんが、低電力モードにすると確実に体感的でわかるぐらいバッテリーの消費が抑えられているのがわかります。1時間以上は確実にのびていますね。

低電力モードにするとどんな状態になる?
このモードをオンにすると、どんな状態になるんでしょうか。バッテリーの持ちが伸びても、iPhone の利用が不便になると使うのにためらいがでますよね。
低電力モードをオンにすると、通常の状態から主に以下のような機能が設定またはオフになります。
- メールの自動取得がオフ
- Appのバックグラウンド更新がオフ
- ミュージック/App/ブック/アップデートの自動ダウンロードがオフ
- ダイナミックの壁紙および視差効果が無効
- ディスプレイ自動ロックが30秒に固定
Apple のメールをガッツリ使っている人には、「1. メールの自動取得がオフ」が制限されるのはマズイですね。でもそれ以外はオフになっててもそれほど困りません。バッテリーや通信量節約のために、普段からオフにしている方もいるかもしれませんね。
低電力モードをオンにする手順
「設定」アプリを起動し、「バッテリー」を選択します。

ここの「低電力モード」をオンにしましょう。これで設定は完了です。

低電力モードがオンの間は、右上のバッテリーアイコンが緑から黄色に変わっているので、現在低電力モードかどうかはすぐわかります。
どんなときに低電力モードをオンにする?
わたしの結論としては、「外出するときは常に低電力モードをオンにしておけ」です。
「メールの自動取得がオフ」というのだけ困る方がいると思いますが、Apple の標準メールソフトを使ってない または 重要なメールは来ないのでリアルタイムで見る必要がないというのであれば、オフにしてバッテリーを長持ちさせるようにしましょう!
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