Mac を一人だけではなく、複数人で使っている方も多いと思います。また、最近はカフェでオープンな Wi-Fi (無線LAN) スポットを使って周りに人がたくさんいる場面もありますよね。
そんな状況で、自分のデータはきちんと守ることができていますか? 他人から見られない状況や設定になっているでしょうか?
今回はそのような他のユーザーからデータを盗み見されないために、確認しておくべき設定をご紹介します。
共有フォルダ設定を オフ にする
そもそも、ファイルを他人に見られてしまう状況にしておくことが良くないです。そのような状況になってるかどうか確認し、なっていれば無効にしてしまいましょう。
まずは、「システム環境設定」を起動します。以下いずれかの方法で開くことができます。
- Dock の「システム環境設定」アイコンをクリック
- 画面左上メニューバーの (Appleロゴ) マークをクリックし「システム環境設定」を選択
- Spotlight から "システム" あるいは "system" と入力 し「システム環境設定」を選択
一覧から「共有」をクリックします。
ここで、『ファイル共有』にチェックが入り有効となっていたら、このチェックをクリックして外します。
『ファイル共有』以外にも、「わけわからんけどチェック入ってた」という項目があれば、チェックをオフにしてしまいましょう。セキュリティが強化されます。
この『ファイル共有』がオフになると、ユーザー間で共有フォルダが利用できなくなります。このフォルダを積極的に使う理由がなければ、オフのままにしておきます。
共有フォルダに重要なファイルを置かない
上記の「共有フォルダの設定をオフに」すれば OK なんですけど、何らかの理由でオフにできない場合は、共有フォルダにデータを置かないようにしましょう。少なくとも見られたらヤバイ重要なファイルは置かないようにします。
まず、どのフォルダが共有設定になっているか確認します。Mac では、デフォルトで他人から見ることができる「パブリックフォルダ」というフォルダがあります。また、個別に共有設定されているとそのフォルダは他人から見えることになります。
どのフォルダが共有設定になっているかは、「システム環境設定」から確認できます。上記で確認したように、「システム環境設定」⇨「共有」を開きます。左のメニューから「ファイル共有」を選択すると右に『共有フォルダ』という欄があり、『共有』設定されているフォルダはここに表示されます。このフォルダの中身を確認して、見られたらよろしくないファイルは削除するか移動させましょう。
【補足】システム環境設定で表示されるのはフォルダ名だけなので、「フォルダがどこに存在するかわからん!」という場合は、Spotlight を起動してフォルダ名を入力し、検索結果に出てきた目的のフォルダをクリックすることで開くことができます。
※ 参考
あとがき
こうゆうセキュリティ関連の設定は普段全然気にしないんですし、万が一ここから不正アクセスされても見られているかどうかはわからないんですよね。
何かあってからでは遅いので、ここら辺はビシッと見ておきましょう〜
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