iPhone / iPad の Touch ID は、ホント便利ですよね。このある・なしでは操作の効率がかなり違ってきます。
ですが。本当に Touch ID をそのまま使っていて大丈夫ですか? 他人に悪用されたりする可能性はないですか?
「いやいや、自分の指紋でしか動作しないんだから、大丈夫に決まってんじゃん」と思われた方 (わたしもずっとそう思ってました...) は、要注意です。危ないケースをご紹介し、Touch ID を快適に利用する方法をご案内します。
photo credit: iMessage via photopin (license)
Touch ID の利用が危ないケース
これは実際に知人が遭遇したケースです。
知人はその夜、iPhone を自分の横に置いて寝ていました。これ自体は何もおかしくないですよね。わたしも iPhone は横に置いて寝ています。
すると、誰かがやってきて... 寝ている知人を起こすことなく知人の人差し指をおもむろに持ち上げ、iPhone の Touch ID 部分に当てたんです!!
もうおわかりと思いますが、そうです。Touch ID は指紋認証なので、寝ていようが起きていようが「その指紋があれば」解除できます。寝ている指をそっと iPhone に当てられてロックを解除されたんですね。
その知人は結婚済みで、それを奥さんにやられたのですが、後日いろいろと奥さんが知るはずもない怪しいことを突っ込まれ、不思議に思ったところこの事実が発覚したと... 恐ろしい世の中ですね。ホント。
【対策】Touch ID のロック画面解除のみを利用不可にする
Touch ID が危ないと分かっていても、これをすべて利用不可にするのは不便です。Touch ID はロック解除だけでなく、App Store のアプリ購入や、アプリのログイン認証でも使われているので、これらがすべて利用不可になるのはちょっとイヤです...
【参考】
そこで!『ロック画面の解除のみ』Touch ID ではなくパスコード認証にして、それ以外は Touch ID を使えるようにしましょう! その方法をご紹介します。
Touch ID のロック画面解除のみを利用不可にする手順
まず、「設定」アプリを起動し「Touch IDとパスコード」をタップします。
ここでパスコードを入力するよう表示されますので、登録しているパスコードを入力します。
次の画面で上のほうに「iPhoneのロックを解除」というボタンがあるのでこれを オフ にします。これで完了です!
ロック画面の解除はパスコード入力に変わりますが、App Store のアプリ購入やアプリで Touch ID を利用する場面ではこれまで通り Touch ID で快適に解除や認証をすることができますよー
あとがき
「オレの周りには、そんな寝てる間にわざと指をあてようとする奴なんかいない!」と言い切れるならいいんです。でも、世の中どこで何が起きるかわかりませんから... そして、ロック画面解除を突破されると iPhone には膨大な個人データが...
万全を期して、ロック画面解除はパスコード認証にしておきましょう。そして、パスコードも誕生日にしておくとかそんな生なるいコードではダメですよ! 他人に推測されないコードにしておきましょうー
【参考】
コメント