2015年9月に iPad mini 4 がリリースされ、既に4年が経過しようとしています。WWDC2018 では iPad mini の新しいリリース発表はありませんでした。iPad mini の新モデルを待ち望んでいる方もいると思いますが、ウワサすらほぼ出てこない状況です。
そこで、非常に悩むことがあります。「この時点で iPad mini 4 を買っても良いのか? それとも新モデルを待つのか、それとも iPad mini 購入は諦めたほうが良いのか?」ということです。難しいです。ほんと悩みます。Apple が新しい iPad mini を出してくれれば解決なのに...
ということで、この記事では現在 2018年6月時点で iPad mini 4 を購入しても良いのかということを考察します。わたしはというと、悩みに悩みちょうど1年前の2017年6月に iPad mini 4 を購入し、1年間使用しました。その体験・経験も交えてお伝えします。
電子書籍にはベストの大きさ
わたしは iPad mini 4 で Amazon の Kindle本 と 楽天マガジン を購読しています。そこで iPad mini で何が良いかというと、大きさが絶妙なわけです。
「片手で持っても重くない最大限の大きさ」というのが素晴らしいです。これ以上大きいと片手では長時間持てませんし、これ以上小さいと漫画や雑誌は文字が小さくて読みにくくなります。電子書籍閲覧としての iPad mini は最高です。
YouTube アプリの使い勝手が良い
YouTubeアプリ は iPad 用にカスタマイズされています。これが iPhone の YouTubeアプリよりも、パソコンのウェブブラウザの Youtubeサイトよりも、何よりも使い勝手が良いのです。
iPhone だと、縦画面表示では動画が小さすぎるので横画面で見ますよね。これは、動画を見るだけであれば良いのですが、動画の説明文やコメントを同時に見ることはできません。パソコンのウェブブラウザだと、説明文やコメントを見ようと下スクロールすると動画の画面も上に見切れてしまうので、説明文やコメントを見ながら動画を閲覧ということができません。
しかしこれ、iPad の縦画面表示ならできるんです。しかも、iPad mini なら片手で見ながらできるし、縦表示でも動画部分がそこそこ広いので見るのも快適です。iPad で YouTube を操作したことない方にはわからないかもしれません。写真で説明します。
以下は iPad mini 4 の Youtubeアプリで動画を縦画面で再生した写真です。上半分に動画が再生され、下にはオススメ動画が表示されています。上半分でも iPad mini ならそこそこでかいので、動画が小さくて見難いことなんて一切ありません。
そして、下半分の右上にある「▼」マークをクリックすると説明文が展開されます! 動画はそのまま上半分に固定されて再生され続けますので、説明文を見ながら動画を見続けることができます。
そして一番楽しいのがコレ。下半分をさらに下へスクロールしていくと、コメントが確認できます! そして動画は上半分で固定されて再生されたまま!! YouTube のコメントって呼んでてスゴイ楽しいですよね。追加情報があったり、おもろいツッコミがあったり。動画とコメントを同時に見ると時間も節約できるし、ツッコミに笑いながら見れるし最高なんです。
iPad mini の YouTube 閲覧はほんと捗ります。わたしはハッキリ言って iPad mini 4 を買うまで YouTube はあまり見てなかったんですが、今は色々と見て楽しく過ごしたり貴重な情報源にもなっています。
ゲームにはこの大きさが向いていない
よろしくない点を紹介していきます。iPad mini 4 を買う前は、「買ったら iPhone のゲームも大画面でできるぞ〜」と期待していたんですが、ほぼしていません。iPad mini の画面がでかすぎてゲームには向いていないのです。
向いていないと感じる理由は2つ。まず1つは操作性の悪さ。iPhone のゲームは iPhone の画面用に表示や操作がカスタマイズされているんです。iPad mini 用の画面に合わせて表示されるゲームアプリも数多くありますが、操作がやっぱり苦しい。iPad mini は片手だけの操作はもちろん無理だし、両手でも画面をくまなく触って操作というのがその大きさから難しい。なので、長くゲームをやる気にはなれません。
2つ目は画面が大きいのが逆に見難いということ。iPad mini 用に画面が表示されるといっても、画面の解像度は粗く感じるアプリが多いです。また、iPad mini の画面だと電子書籍や動画を見るより少し目から画面を離して見たいときがあるんですが、そうなると腕を伸ばして離さなければいけない。これが超だるくて面倒なんです。
ということで、iPad mini では一つもゲームをやっていません。わたしがやろうとしたゲームがたまたまそんなゲームが多いだけだったかもしれませんが... でも、ゲームをやるんだったら iPhone ぐらいの大きさで片手中心に操作しながらキビキビやるか、ニンテンドースイッチ や プレステ4 みたいにコントローラーをガシッと持って大画面でじっくりやりたいんです。
入力はカクカクするときがある
もうひとつ iPad mini 4 で向いていないと思うことを。それは入力系処理です。メモを取るために何か文字をガガガッと打ち込んだりする際、入力に表示が追いついていかないケースが多々あります。
これはやっぱり iPad mini 4 が 4年も前に発売されたデバイスだからということが大きいですよね。iPhone だったら iPhone 5S が出たときです。少なくなってきましたが、iPhone 5S を持ってる数人の友人からは反応が遅いということを聞きます。古いデバイスなので新しい iOS やアプリの動作にスペックがついていけていないという感じです。
結論:電子書籍/YouTube閲覧専用、そして iPhone で購入済みのアプリを有効に使いたいなら買いだ!
先に紹介したように、電子書籍と YouTube閲覧では何の不満もありません。その大きさとアプリの使い勝手は秀逸です。
ただし、「それだけだったら iPad mini じゃなくて Androidタブレットでも良くね?」というのはその通りです。無理に4年前の iPad mini 4 を購入するより、最新の Androidタブレットのほうがキビキビ動くはずです。
しかし、わたしのように 7年も iPhone を使っているとタブレットも iPad や iPad mini を使いたいんですよ。iPhone で購入したアプリを iPad でも快適に使えるし、それに Apple製品大好きだし...
ということで、結論です。ゲームや入力系処理を iPad mini には求めていない、書籍や動画の閲覧中心で、何よりも iPhone を使っているし Apple 製品が大好きなんだ!! という方は買いです。2018年でも買いです。でも、このあとすぐ新しい iPad mini がリリースされても責任は持てませんのであしからず...
iPad mini 4 を購入するなら整備済製品がお得
「よっしゃ! iPad mini 4 買うぞ! でも、4年前の製品だしできれば安く買いたいなぁ」という方には、iPad整備済製品 を狙うのがお得です。
2018年6月現在、iPad mini 4 を Apple公式サイトから新品で購入すると、45,800円(税別)になります。しかし、iPad整備済製品 だと iPad mini 4 128GB モデルが 40,000円ぐらいと 5,000円安く、さらに iPad mini 4 32GB モデルだと 35,000円ぐらいと約 10,000円も安く買うことができます!
整備済製品はほぼ新品同様で保証もしっかりしていますから、iPad整備済製品 サイトを日々チェックしてお得に入手して、一緒に快適な iPad mini ライフを満喫しましょう!
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