MacBook Air の 2018年モデルが 11月7日に発売開始となりました!
購入時に悩むのが、メモリサイズやストレージサイズのカスタマイズです。この記事では最適なカスタマイズ構成をご紹介します。
カスタマイズは最小構成でOK
結論からお伝えします。MacBook Air 2018 のオススメ最適カスタマイズ構成は以下です。
メモリ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|
8GB | 128GB | 145,584円(税込) |
タイトルの通りですが、カスタマイズで選択できる最小構成です。理由を説明していきます。
軽めの作業/操作用なので最小構成を選ぶ
まず、MacBook Air 2018 モデルに以下のような状況でもサクサク動く性能(パフォーマンス)を求めてはいけません。
- ガッツリした文書作成
- 画像編集・動画編集など のクリエイティブ作業
プロセッサ(CPU)性能が高くない
MacBook Air 2018 のプロセッサは Intel Core i5-8210Y というモデルが使用されています。カスタマイズしても選択できるのはこのプロセッサのみです。
この i5-8210Y の性能が高くありません。同サイズの MacBook Pro 13インチ 2018 Intel Core i5 モデルとの性能比較結果が以下です。
Mac | Score |
---|---|
MacBook Air (Late 2018) Intel Core i5-8210Y @ 1.6 GHz (2 cores)
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3986 |
MacBook Pro (13-inch Mid 2018) Intel Core i5-8259U @ 2.3 GHz (4 cores)
|
4512 |
Mac | Score |
---|---|
MacBook Air (Late 2018) Intel Core i5-8210Y @ 1.6 GHz (2 cores)
|
7398 |
MacBook Pro (13-inch Mid 2018) Intel Core i5-8259U @ 2.3 GHz (4 cores)
|
16518 |
こちらは Geekbench というパソコンやプロセッサのベンチマーク(性能テスト)結果を載せているサイトです。「シングルコア」は大きな差となりませんが、「マルチコア」では2倍以上の差があります。
複雑な処理をすると遅さを感じる
MacBook Air はインターネット操作や動画閲覧など単純作業をする上では全く問題ありません。
しかし、画像・動画処理などの内部で複雑さが増す処理や、アプリを複数立ち上げて操作をすると、MacBook Air ではタッチパッドやキーボード操作に少し遅れる反応が出てきます。
「MacBook Pro 2018」に慣れているからなんだと思うけど、どうしても「MacBook Air 2018」だと動作が遅いと感じるシーンが増えてきた……
— g.O.R.i(gori.meの中の人) (@planetofgori) 2018年11月15日
「MacBook Air 2018」のある生活:様々なシーンでパワー不足を感じる https://t.co/uaYDCmRhHv pic.twitter.com/c0UYDr3yBe
MacBook Air 2018をざっくり
— 幼き日の記憶 (@X08_i) 2018年11月19日
・若干CPUパワー不足は感じるものの重い作業させなければ気にならない
・内蔵スピーカーがかなり良くなった
・大きいトラックパッドは操作しやすい。
・バタフライキーボードがいい感じ
・思ったより軽い
・ベゼルが細い故前モデルのMBA13に比べてかなり小さい
軽めの作業中心のパソコンをカスタマイズする利点はない
これまでご紹介したように、MacBook Air は複雑な処理で負荷を高めると反応に遅れてでてきます。
そのため、MacBook Air は軽めの作業や負荷をかけない作業用のノートパソコンと言えます。
このような用途のパソコンに、カスタマイズでメモリなどを増やして高性能さを要求しても、結果的にプロセッサの処理性能がボトルネックとなって遅延が発生します。
ですので、MacBook Air は高性能を求めない用途・使い方をする場合に購入すべきであり、そのような場合はわざわざお金をかけてカスタマイズする必要はありません。
性能が必要であれば MacBook Pro を買うべし
MacBook Air を購入しようと考えているが、以下の点でカスタマイズをどうするか悩んでいるという方は MacBook Pro の購入をオススメします。
- どんな作業も遅延なくサクサク操作したい
- 画像処理や動画処理など複雑かつ高負荷な作業をする(する予定がある)
- メモリを16GBにしたい
- 3年以上長くガッツリ使いたい
MacBook Air だと、プロセッサをアップグレードできないので、どうしても性能を考えるとプロセッサの性能がボトルネックなります。
しかも、既にご紹介したように MacBook Air のプロセッサの性能は高くありません。
MacBook Pro 13インチ 2018年モデルであれば、上記の悩みや問題は解決できます。価格は高くなりますが、数年以上長く使うのであれば MacBook Pro をオススメします。
MacBook Air 2018 最適カスタマイズ構成まとめ
ストレージサイズを増やすのはOK
最初に結論として最小構成をオススメしましたが、写真などのデータをある程度 MacBook Air に保存する予定があるならば、ストレージは 256GB に増やしておきましょう。
ただし、写真は自分が保有するパソコンなどに保存せず「Googleフォト」などのクラウドサービスの利用をオススメします。
クラウドサービスであれば、パソコンの買い替えや万が一パソコンが壊れてもデータを失うことはありません。ぜひこのようなサービスを利用することをオススメします。
最適カスタマイズ構成まとめ
これまでご紹介した内容をまとめると、MacBook Air 2018 の購入でオススメする最適カスタマイズ構成は以下2つとなります。
メモリ | ストレージ | 価格 |
---|---|---|
8GB | 128GB | 145,584円(税込) |
8GB | 256GB | 169,344円(税込) |
ストレージサイズは保存するデータ容量で決めましょう。
また、「できるだけサクサク MacBook を操作したい」「数年以上長くガッツリ使いたい」という方は、同じサイズの同じ構成(メモリ 8GB/ストレージ 256GB)でプラス 45,000円ほど出せば MacBook Pro 13インチ 2018モデルが購入できるのでオススメします。
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